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皆様、こんにちは。山梨県のまつのベジフルサポーターの藤原恵里です。
先日、長野県千曲市へ行ってきました。大学卒業後、長野市に2年間住んでいた私にとって、信州はとっても思い出深い場所…多彩な農産物に満ちあふれ、山梨と同じくらい大好きな私の第二の故郷です。
そんな長野県は、アンズ生産量日本一だってご存知でしょうか?
長野県内でも一番生産量が多いのが千曲市で、森・倉科の両地区は一面にアンズ畑が広がっていて、「日本一のあんずの里」と称されるほど。アンズの花が満開になる春先には、大勢の花見客で賑わうそうです。
6月下旬〜7月中旬には、生のアンズに出会えると聞いて、行ってきましたよ〜!
早速、綺麗に色づいたたくさんのアンズが出迎えてくれましたよ!
ふと下を見ると…
マンホールの蓋にも!さすが「日本一のあんずの里」ですね。
さて、森地区の中心にある「あんずの里観光会館」へ行ってみると…
試食用のアンズを振る舞っていたので、いろいろ味わってみました〜。
【信州大実】
長野県果樹試験場で1980年に登録された品種。皮も果肉も綺麗なオレンジ色で、肉厚でしっかりとした食感。実は大きく、甘み、香りとも強い。
【昭和】
千曲市の森地区発祥の品種。サイズが小さめで、酸味が際立つので、加工向きといわれています。
【ハーコット】
(人気の品種だったようで、試食も残りわずかでした)
1977年にカナダで発表され、1979年には長野県に導入された品種。実は大きく、甘みが強くて生食向き。
【紅浅間】
1983年、長野県小諸市で品種登録されました。独特の香りが特徴で、ハーコット同様生のまま美味しく食べられます。
早速、私もかぶりついてみました〜!
完熟ではなかったので、酸味が際立っていましたが、生のままかぶりついたのって初めてなので感激でした!肉厚で柔らかい果肉は香りが強く、甘酸っぱい果汁がたっぷり。皮ごとかぶりついて
アンズの風味を存分に堪能できました。
アンズは、その鮮やかな色からもおわかりだと思いますが、βカロテンが豊富。リンゴ酸やクエン酸も含まれ、ミネラルもたっぷり!生のアンズが手に入らなくても、干しアンズの栄養価も高いので、1日1個、干しアンズをたべるのも良いでしょう。
ちなみに、アンズの種子はあの杏仁豆腐を作る時に使われます。消化を助ける効果があるので、中華料理のデザートとして食べるのは理にかなっているのですね。
「日本一のあんずの里」で出会ったアンズたちは、ぽってりとした姿と優しい色合いがそれはもう本当に可愛くて…すっかり魅了されてしまいました!