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皆様、はじめまして。三重県のまつのベジフルサポーター・野菜ソムリエプロの小畑貴子です。
暑さも本番、夏休みを楽しみにされている方も多いですよね。この夏、旬のブルーベリーを体感し、美味しく、楽しく、癒されて、そして帰ってもまた美味しい!夏を満喫できるプランをご紹介させて頂きます。
三重県津市白山町の猪の倉温泉にある(株)いのさん農園様は、7年前からブルーベリーの観光農園を始められました。国道165号沿いは久居のなし狩りや名張のぶどう狩りが知られていますが、新たに白山町のブルーベリー狩りが加わり、フルーツ街道が四季を通して楽しめるようになりました。
野菜ソムリエでもある岡田孝幸社長と奥様の愛実さんが、露地栽培の無農薬でブルーベリーを1000株、23種栽培されており、その8割は温暖な気候に向いているラビットアイ系だそうです。
ブルーベリーに含まれるアントシアニンはかなりの抗酸化作用が期待できるので、まさにブルーベリーが奥様の美しさの秘密かもしれないですね。ぜひともあやかりたいです!
さて、(株)いのさん農園様の最大の特徴はハード面のバリアフリー。最初に驚いたのが、果樹園ではあり得ないアスファルト敷き。舗装された地面に鉢がずらりと並んでいます。そしてポット栽培に欠かせない灌水チューブも樹上を這わせてあり、ベビーカーや車椅子でも引っかかることなくブルーベリー狩りが可能。「家族揃って楽しんで頂きたいです!」と岡田社長がバリアフリーにした思いを話して下さいました。
先月のまつのベジフルジャーナルでご紹介されたよかばい柚木農園様と同じ先進栽培技術を使った点滴ポット栽培を実践しており、独自配合の液肥により、一般的なブルーベリーの2倍ほどの大きさと驚くほどの甘さを実現されています。
【もぎたての果実を体感】
下の写真、左の実が今回購入してきたいのさん農園様のブルーベリー、右が我が友人宅で採れたブルーベリー。
これほど大きな生のブルーベリーは初めて頂きましたが、酸味が少なくスッキリした甘さなので、いくらでも食べられます。「ブルーベリーは酸っぱい」という概念は見事に打ち砕かれました。ぜひともこの時期はフレッシュなブルーベリーを味わっていただきたいです。
ちなみに、ブルーベリーに付いている白い粉(ブルーム)は新鮮な証拠で、鮮度を保つ役割もしてくれています。ブルーベリーは追熟せず、鮮度が落ちやすいデリケートな果物なので、自分で摘んで食べるのは最高の贅沢ですね。また、同じ木から採った果実でも熟度によってそれぞれ違った美味しさがあるので、自分好みのブルーベリーを身体で感じて、食べてみてください。
【美味しい実を見つける裏ワザとは?】
岡田様に美味しいブルーベリーの実を見つける裏ワザを教えて頂きました。
(1)一見軸がついている反対側が黒に近い紫色で完熟しているように見える2粒でしたが、軸が付いてた方にひっくり返すと1つは赤紫色ですよね。これはまだ完熟してないサインです。軸と実が付いている付け根が黒に近い紫色になっているものが美味しいサイン。
(2)「太陽を燦々と浴びている木の上部の実と、根元に近いほう実だと、どちらの方が甘いのでしょうか?」とお聞きしたところ、根元に近いほうが甘みが強いそうです。
【敷地内で温泉の癒しの時間も】
ブルーベリー狩りをしてたくさん汗をかいた後は敷地内の温泉で汗を流し、ミニ動物園でヤギさんたちで癒されてください。ハイジ世代の私には白い子ヤギはツボでして(笑)憧れのユキちゃんがいっぱいで、そのかわいさに暑さを忘れて遊んでしまいました。
【加工品を上手に利用して】
ブルーベリーの旬はとても短いので、いのさん農園様では長期保存ができる6次産業にも力を入れており、ジュースやジャムなどの加工品を作られています。
ブルーベリーの注目成分であるアントシアニンは熱に強いので、加工品でも摂取しやすいのでオススメです。
(株)いのさん農園様のブルーベリー狩りは今月15日から始まり、8月末(無くなり次第終了)まで。ぜひ旬の味覚を楽しんでみませんか?
三重県のまつのベジフルサポーター・野菜ソムリエプロの小畑貴子でした。