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みなさま、こんにちは。埼玉県のまつのベジフルサポーター、アクティブ野菜ソムリエ、スミフル認定バナナソムリエの藤田光樹です。ローストビーフでおなじみのハーブ、ホースラディッシュの旬がやってきました。いつも、添えてあるものしか食べたことがなかったのですが、先日、知り合いから、まるごと1本いただきました。さっそく、あれこれ試してみたら、「なーんて楽しいの!」と、すっかりホースラディッシュが大好きに。これは、ぜひみなさんにも楽しんでもらいたい!と思ったので、今回は、ホースラディッシュを
ご紹介したいと思います。
ホースラディッシュは、東ヨーロッパが原産のアブラナ科。「レフォール」「西洋わさび」「山わさび」とも呼ばれています。日本には明治時代にやってきて、主に北海道で栽培されています。本わさびに比べて、育てやすく、収量も多いので、粉わさびやチューブ入りのわさびの原料にも使われているんですよ。お手持ちのチューブ入りわさびの原料のところに、「西洋わさび」と書いてあったら、それは、ホースラディッシュです。
鼻にツーンとくる辛さが特徴で、おろしたホースラディッシュにお醤油をたらりとしただけでも、お酒のおつまみやごはんのおともにピッタリ!と教わりました。それでは・・・と、おろし金でゴリゴリ。本わさびと比べて、硬いのでおろすのはちょっと大変。水分が少ないので、ポロポロとした感じになります。
初めてのおろしたてホースラディッシュは、炊きたての新米に乗せて味わうことに。おろしたては、とっても辛いので、小さじ1ぐらいで、十分!辛さは、本わさびのおよそ1.5倍なんだとか!お醤油を少々かけて、いただいたら、それはそれは・・・辛みがクセになるおいしさ!あまりに辛くて、身体がポッポしてきます!でも、このおいしさにすっかりはまり、私は、毎日のように食べています。
ホースラディッシュは、ビニール袋に入れて、冷蔵庫に入れておけば、長く保存できるのですが、せっかくなので、醤油漬けも作ってみました。北海道では、おなじみで、『山わさび醤油漬』として売られています。その他に、おろしたものを、うすーく板状にジップロックに入れて、冷凍に。使う時は、ポキポキ折るだけ。ローストビーフや、マヨネーズに混ぜたり、お茶漬けに入れたり・・・いろいろ使えます。
大量のホースラディッシュをおろすときは、フードプロセッサーでも大丈夫。でも、あの強烈な辛みが、
目と鼻にきて、痛いし、涙が止まらないので、注意です!私は、目が開けられないほどで、なるべく手を伸ばして、遠ざけながら作業しましたよ。辛み成分のアリルイソチオシアネートは、
・抗菌作用
・がん予防
・血栓予防
などの効果が期待できます。ホースラディッシュは保存がきくため通年出回っていますが、旬は、11月頃から3月頃まで。これから、クリスマスなどでローストビーフを食べる機会もあると思いますので、今年は、まるごとホースラディッシュを楽しんでみてはいかがでしょうか?ほかにも、本わさびと比べて、香りや風味が控えめな分、
■マヨネーズにホースラディッシュを加えたお肉を使ったサンドイッチ
■ステーキのソースに加えて
■焼き肉のたれに加えて
など・・・
お料理の邪魔にならず、でも、さっぱりとした大人風味に仕上げてくれるので、名脇役として活躍してくれますよ。
最後に、おまけで・・・上の葉がついている部分は、植えると、また生えてきます。私も畑に、カットしたものを適当に埋めてみたら、新しい葉が出てきていました!すごい生命力に、びっくりです。
収穫できるのは、1~2年後だとか。プランターでもできるそうですよ。食べた後は、育てて、そして、それを収穫して、また味わう・・・なんだか、ワクワクしますね。