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さる4月8日、 インドで青果流通通企業「NINJA」を立ち上げた共同経営者の方々がご来社されました。
インドでは人口12億人の約58%が農業などの一次産業に就業。 しかし、中間流通が複雑に入り組み、マージンが生産者の収入を圧迫していることが問題視されているのだそうです。
「NINJA」はそうした流通を改革し生産者と実需者をダイレクトに結ぶ会社。まつのの産直流通に関心を持たれ、熱心な視察を頂きました。 商品は産地からどのように届くのか?リードタイムは?配送網は…?
矢継ぎ早の質問のなかで特に興味を示されたのが、コンテナや段ボール、ハードパックなどの荷姿でした。
インドでは流通はほぼ常温。コンテナや段ボール箱が普及しておらず、布袋などで野菜が運ばれるため、畑からテーブルに届くまでの間に約40%が傷んで廃棄されるのだそうです。
まつのでは特に保冷が必要な出荷は、コンテナの中に保冷バッグを設置して商品の品質保持に努めています。
インドはIT産業の成長が注目されていますが、人口の半数以上を占める一次産業が潤わなければ、国の成長はないと政府が危機感を抱いているとのこと。 そのために、青果流通通業が果たす役割は大きい。そう話すベンチャー経営者のお2人に、私たちも自社の使命を再認識しました。ちなみに「NINJA」は、野菜を「素早く」運ぶというコンセプトから日本語の「忍者」を連想されたのだそう。