- 03-5753-3728 受付時間 10:00~17:00
沖縄県のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエプロの齋藤珠美です。後編はスターフルーツの食べ方をご紹介します。
スターフルーツの成分には、余分なナトリウムを体外に排出し、高血圧予防の効果が期待されるカリウムをはじめ、強い抗酸化作用がありアンチエイジング効果があるというビタミンCやベータカロテンも豊富に含まれています。でも、カロリーは100gに対し30kcal程度と、他の果物に比べて低いのも特徴です。
優しい甘味のあるスターフルーツは、そのまま味わうのはもちろん、サラダのトッピングやお料理のアクセント、シロップ漬けやピクルスなどにも活用できます。常温で追熟させると、黄色からオレンジ色に変化し、甘味も増してきます。ツヤのある果皮は柔らかく、皮をむかずに食べられます。成分の約90%以上が水分なので、スポーツ中やスポーツ後の水分補給としてもおすすめです。
切り方としては、三角の固い頂点部分を切り落として、芯のワタ部分と種を取り除き、まずはスティック状に縦切りにして食べてみてください。シャクっとした歯ごたえ、口いっぱいに広がる果汁は、一気に喉を潤してくれます。お尻の部分が甘いので、食べる時は頭のほうからどうぞ。最後に優しい甘さが口に残りますよ。星形も肉厚にカットするとジューシーな果汁が味わえます。
果実をミキサーで撹拌したスターフルーツジュース。旬のシークヮーサー果汁を少しプラスすれば、柑橘の酸味が加わり、まだ暑い日にはごくっと飲める爽やかなジュースになります。
サラダやお料理のアクセントには星形を活かして。かわいらしい形に食卓も華やぎます。ドレッシングにもスターフルーツをどうぞ。ミキサーに果実とオリーブオイル、酢、塩、コショウ、少しハチミツを入れて撹拌。甘酸っぱいフルーティなドレッシングは、サラダやパンケーキのソースにもぴったりです。
こちらはキャラメリゼしたスターフルーツを敷き詰めて焼き上げたケーキ。生地にもスターフルーツの果肉を入れて。
大切に育ててきたスターフルーツを全国の方々に食べてもらいたいと、生産者の赤嶺澄子さんも笑顔でPRしています。
ピンクと黄色のコントラストがきれいな光景。そのキラリと輝く果実のそばには可憐な花が咲き、次の実をつける準備が始まっています。
秋の空高く、黄金色に輝くスターフルーツ。秋〜冬に沖縄に訪れる際には、爽やかな甘味と果汁が口いっぱいに広がるスターフルーツをぜひ味わってみて下さい。
沖縄県のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエプロの齋藤珠美でした。