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10月23日(日)・24日(月)の2日間、まつの本社にてベジフルサポーター全国の集いを開催。各地のまつのベジフルサポーターとゲストのみなさまをお迎えしての勉強会を実施しました。

まつのベジフルサポーターとは、野菜・果物についての深い知識を持ち、その魅力を伝える専門家です。メンバーは日本野菜ソムリエ協会が認定するシニア野菜ソムリエ、野菜ソムリエ、ジュニア野菜ソムリエの資格を持つスペシャリスト。北は北海道から南は九州・沖縄まで現在29名のベジフルサポーターが在籍しています。日本各地の旬の食材やその地域ならではの品種、食べ方、食のトレンドなど、美味しいベジフル情報を発信します。

詳しくは右記をご覧ください。ベジフルサポーターとは

開会後、松野社長より『まつのベジフルサポーターが目指すもの』についての講話がありました。制度立ち上げの出発点となったのは、野菜ソムリエの資格を取得された方々に活躍の場を提供すること。そしてまつのと相互に学びあえる場や発表できる場を作ること。

その取り組みは少しずつ成長を遂げ、まつのと全国のベジフルサポーターが連携しながら、活動の舞台を広げつつあります。各地の野菜や果物情報を毎日お届けすることも、青果流通通企業としての大切な情報発信のひとつ。

まつのとべジフルサポーターが一致団結することでその力は社会や世の中を変えていくほどの大きな原動力に成り得る、と松野社長。数は力。今後は47都道府県にこの制度を拡大し、より密度の濃い情報発信を実践していくと、力強く意気込みを語りました。

まつのベジフルサポーターは、全国各地の野菜や果物情報発信のほか個人向け宅配『まつの幸せ野菜ボックス』に同封するオリジナルレシピの開発にも携わっています。お買い上げいただいたお客様に、旬ならではの味覚をおいしく召し上がっていただけるよう、日々研究を重ねバラエティ豊かなメニューのご提案を行っています。

講話の後、スタッフ紹介が行われ、まつのベジフルサポーター代表幹事の齋藤倫子さんも、みなさんにご挨拶。

さらに『まつのにおける流通戦略の歩み』について、松野社長自らが講演し、一人ひとりが流通の仕組みについても理解を深めました。

休憩時間を利用して、まつのの『365日24時間体制の青果流通通』を支えるチルドピッキングセンターも見学。

ランチには、まつのが食育の一環として社員に提供している『幸せ野菜ランチ』が登場です。センター内でやむを得ず出てしまうロス野菜などを活用しながら、毎日専属のクッキングプランナーがメニューを考案しています。野菜たっぷりのランチを囲み、緊張もホッと緩む瞬間です。

午後からは、ゲストの佐藤和美さんによる『乾燥ベジフルの可能性〜野菜ソムリエのレシピ作成でワンランクアップを目指して〜』をテーマに、講演が行われました。

栄養士の資格をもち、野菜ソムリエとして活動しながら、カルチャーセンターなどでの栄養指導を経験。現在は、保健所で栄養士として勤務し、離乳食指導や高齢者向け指導を行う佐藤和美さん。

4月14日・16日、熊本・大分を襲った地震で得た経験によって『防災食』の観点から、乾燥ベジフルの有効活用を提案されていました。

乾燥ベジフルは、まつのが取り組む活動のひとつでもあります。産地から出荷される際に規格外品としてはじかれてしまうものや、経時変化による流通段階での傷み等で出たロス野菜をなんとかしたい。そんな思いで、ベジフルサポーターとともに商品化に向けての試行錯誤を続けています。

各ベジフルサポーターの活動報告の時間には、弊社の中村敏樹顧問による講評が行われました。野菜ソムリエとして、日本の農業を盛り立て、生産農家が頑張れる環境作りをバックアップできるように、物事を系統立てて勉強していくことが大切。中村顧問の言葉を、メンバーそれぞれが真摯に受け止めていました。

さらに、まつのベジフルサポータージャーナルで年間アクセス数の多かった記事や、Facebookページでの人気の高かったもの、幸せ野菜ボックスをご紹介した人気ブログなど、それぞれ3位までの入賞者が松野社長より表彰されました。これからも、読者のみなさまにお楽しみいただける、充実した記事の執筆を心がけ『野菜や果物ならまつの！』とご支持いただけるよう、ベジフルサポーター一同、研鑽を重ねてまいります。

懇親会ではじゃがいもの食べくらべも行いました。ノーザンルビー、インカのめざめ、キタアカリ、シャドークイーン、アンデスレッドが揃い、今の季節ならではの根菜類のサラダをまつのクッキングプランナー特製バーニャカウダソースでいただきました。食事中も学びを取り入れ、野菜ソムリエとしてブラッシュアップも忘れない、まつのベジフルサポーター全国の集い 1日目が終了です。

後日公開予定の、2日目のレポートもぜひご覧ください！