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皆さまこんにちは。DJコウこと、商品部の甲将明です。すっかり春を通り越して初夏のような日差しが気持ち良いですね。3月の月間日照時間は平年比150%ほど、統計開始以来3月としては1番の長さだったとのことです。
そんななか、今回は弊社提携産地の八千代組合さんに伺ってまいりました。
八千代組合は茨城県の南西部に位置し、鬼怒川がもたらす肥沃な土壌でレタスやサニーレタス、グリーンリーフ、ロメインレタス、キャベツ、白菜などを生産されています。
組合全体でピーク時には1日50,00CS程が首都圏まで60㎞という地の利を活かし、朝採りの新鮮な状態で出荷されます。
ご案内くださったのは八千代組合の増山泰英代表と
赤松弘貴専務
組合が設立されたのは平成元年のこと。
『食べる人の健康を考え、安心して食べられる美味しい野菜作りを目指しています! 土を大切に考え、環境に配慮した農業を心掛け、野菜本来のもつ特性を引き出し、ひとつひとつ愛情をこめた野菜をお届けする!』という思いに賛同した仲間とともにスタートされました。
現在では組合員である契約生産者30名と美味しい野菜づくりに取り組んでおられます。
組合員の方々はエコファーマーの認定を受けて県の特別栽培農産物認証制度にも取り組み、さらにJGAP(ジェイギャップ※)も取得。厳しい監査を毎年受け農場管理をしておられます。
※食の安全や環境保全に取り組む農場に与えられる認証
「今年は特に2月までの寒気が嘘のように一気に気温があがり、日照時間も長いことから生育が一気に進みましたが、今は品質を保つために圃場調整を行ったので最高のでき具合です」レタスの圃場にて食味を確認しながらお話されていた赤松専務が印象的でした。
私も食味させていただきましたが、パッリィパッリィの食感に、苦みやえぐみがなく柔らかい甘さが口いっぱいに広がりました。
下の写真はグリーンリーフの圃場。
今年のグリーンリーフは草勢がよく、葉数が多く、葉色が極濃緑色で葉肉が厚いので歩留まりも良好。彩りもよく、しっかりとした食感です。
下の写真はキャベツの圃場。
今年は天候に恵まれ5月上旬には出荷が開始される見込みです。
国内の人口減少と高齢化が進む中、労働力不足の問題が各業界で生じておりますが、物流業界への影響も顕著にあらわれております。
そんな中八千代組合さんでは配送員の待ち時間の短縮をという思いから昨年、冷蔵庫を増設し、各冷蔵庫ごとに番号を割り当て出荷別の定位置管理を行い、出荷時の待ち時間を削減されています
現在の出荷先は北海道から広島まで。そのエリアは年々広がり、今後は九州にも出荷していく計画があるそうです。
「八千代組合は常に労を惜しまず、全力で取り組むのが基本姿勢です。高品質を維持するのは大変だが、お客さまの評価が明日の活力になる」との言葉が心に残りました。
八千代組合の皆さま、これからも何卒宜しくお願い致します!