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東京都のまつのベジフルサポーター・野菜ソムリエの大内優紀枝です。
今回はまつので取り扱っている有機野菜を詰め合わせたボックスをご紹介します!
まず有機野菜について簡単にご説明しますね。「有機野菜」「有機果物」とは、と農林水産省が定めた「有機JAS規格」に則り、認証機関より有機JAS認証を受けた農産物です。よく見かける緑色のマークは、有機JASマークで有機野菜の証です。
主に有機肥料を使って栽培されたもので、一部の農薬の使用が認められています。つまり無農薬野菜というわけではありませんが、「植え付けの2年以上前から農薬・化学肥料不使用の畑で栽培されたもの」とされています。有機野菜は使う農薬の制限があるので、害虫や病気から野菜を守るために防虫ネットをかけるなど、手間暇かけて育てられています。
そんな有機野菜を詰め合わせたセット内容がこちら。
1.有機リーフレタス・塩尻有機栽培研究会
2.有機ミニトマト・大地と自然の恵み
3.有機きゅうり・ビオランド
4.有機ベビーケール・寺岡有機農場
5.有機ほうれん草・さやか共同農場
6.有機小松菜・さやか共同農場
7.有機ズッキーニ・瀬山農園
8.有機スナップエンドウ・高坂農園
9.有機ピーマン・沖縄畑人村
10.有機新じゃがいも・吾妻旬菜
11.有機生椎茸・ハルカインターナショナル
12.有機キウイフルーツ・フルーツグロワー澤登
13.有機甘夏・さぬき有機生産組合
生産者がこだわって作った野菜の美味しさを伝えるため、私も素材を活かしつつ、和洋バリエーション豊かな有機野菜料理をご紹介したいと思います。
まずはとってもフレッシュな「グリーンサラダボウル」
(材料)2人分
有機キウイ・・・2個
有機スナップえんどう・・・4房
有機リーフレタス・・・4枚
有機ベビーケール・・・少々
ミント・・・少々
ドレッシング材料(A)
白ワインビネガー・・・大さじ2
オリーブオイル・・・大さじ2
塩・こしょう・・・少々
(作り方)
1.野菜は水洗いして、しっかりと水気を取る。
2.スナップエンドウを茹で、ざるにあけて冷ましてから半分にさく。
3.器に食べやすくちぎったリーフレタスとわさび菜を盛り付け、食べやすく切ったキウイ(1個分)をのせる
4.ドレッシング用のキウイ1個をボールに入れて潰す。
5.ミントはみじん切りにして4に加え、さらにAを4に入れ混ぜ合わせる。3にかければ完成。
キウイはチーズタルトのトッピングやフルーツヨーグルトにも活用しました。普段作るおやつに切ってのせるだけ。ヨーグルトはお花の型抜きしたものをトッピングし、型抜きした外側は細かく刻んでヨーグルトに和えました。このように無駄なくアレンジしてみるのも楽しいですよ!
次はシンプルなお漬物。材料はたったの3つ!ヨーグルトの乳酸菌発酵の力を借りた「簡単発酵さっぱり漬物」
(材料)4人分
有機きゅうり・・・1本
有機ミニトマト・・・3個
人参・・・1/2本
無糖ヨーグルト・・・400g
塩・・・20g(5%)※お好みで5〜7%程度で調節を
(作り方)
1.ヨーグルトと塩を密閉容器かジッパー袋に入れて混ぜる。
2.きゅうり、ミニトマト、人参は洗って水気をしっかりとる。
3.1に2を入れ一晩寝かせれば完成。
容器から取り出し、スライスしていただきましょう。ヨーグルトはお好みで洗い流しても、ざっくり取り除いてもOKです。野菜をたくさん食べて、乳酸菌をとって、腸内美人を目指してくださいね!
お弁当やおつまみに便利!「ピーマンのナムル」
(材料)2人分
ピーマン・・・3個
ごま油・・・小さじ2
鶏がらスープ・・・小さじ1/2
塩・・・少々
(作り方)
1.ピーマンは種を取り除き、5ミリ幅の千切りにする。※取り除いた種は捨てないで
2.熱したフライパンにごま油を入れて1を炒める。
3.鶏がらスープの素を入れて炒め、塩で味を整えれば完成。
お弁当の一品や、お酒のつまみにオススメです。炒め過ぎに要注意!ピーマンの食感と甘さを感じてくださいね。
もう一品おつまみ紹介!「ほうれん草卵黄」
(材料)4人分
有機ほうれん草・・・1束
うずらの卵・・・4個
めんつゆ・・・大さじ2
鰹節・・・1パック
(作り方)
1.ほうれん草は熱湯でさっと茹で、ざるにあけて水気を絞る。
2.根を切り落とし、束にしたままめんつゆをかける。
3.縦4等分に切る。
4.切ったほうれん草を小皿に縦に盛り付け、上にかつお節をのせ、うずらの卵黄をのせれば完成。
簡単ですがとっても美味しい一品。セットアイテムの有機小松菜でも代用可能です。ニラ料理などで見かけるこのスタイルをほうれん草とめんつゆで手軽に再現しました。
次は、トマトベースのミートソースに新じゃがのスライスを重ねたラザニアです。ジャガイモのでんぷんを活かしてチーズの量を減らした「有機新じゃがのラザニア」
(材料)4人分
新じゃが・・・3個
ひき肉・・・300g
玉ねぎ・・・1/2個
トマトケチャップ・・・大さじ3
コンソメ・・・1キューブ
中濃ソース・・・大さじ1
醤油・・・小さじ1/2
ピザチーズ・・・80g
パルメザンチーズ・・・小さじ1
(作り方)
1.玉ねぎをみじん切りにする。
2.フライパンを温めひき肉を炒める。1を加え玉ねぎが半透明になるまで炒める。
3.調味料を全て加えながら炒め、ひたひたになるくらいの水を入れとろみがつくまで煮込む。
4.オーブンを220度に予熱する。
5.ジャガイモは皮をむき、輪切りにスライスする。※でんぷんが流れ出るので水に晒さない
6.お好みの器やケーキ型にミートソースとジャガイモを交互に重ね、最後にチーズ2種類をのせて熱したオーブンで約30分焼けば完成。
次は有機甘夏を綺麗に取り出して使った簡単フルサラ。ドレッシングの詳しいレシピを紹介します。「甘夏の簡単フルサラドレッシング」
(ドレッシング材料)2人分
有機甘夏・・・1個 ※半分は実を取り出し半分は絞る
有機玉ねぎ・・1/8個
マヨネーズ・・・大さじ3
ゆで卵又は、炒り卵・・・1個
塩・こしょう・・・少々
(サラダ材料)
有機リーフレタス
皮をむいた甘夏3/4個
ズッキーニ1/4本
(作り方)
1.玉ねぎはスライスし水にさらす。一度絞ってから、みじん切りする。
2.あらかじめ茹でておいた卵の殻をむき、ボウルでマッシュする。
3.ボウルに1と、マヨネーズ、甘夏の絞り汁(1/4個分)、塩・こしょうを入れて混ぜる。
今回のポイントは酢の代わりに甘くて酸っぱい甘夏の絞り汁を使いました。このドレッシングは、さっぱりとしたタルタルソースのイメージです。焼いたサーモンにもよく合うのでぜひ作ってみてくださいね。
それでは、有機甘夏を存分に味わうもう一品を。「スッキリ爽やか有機甘夏ゼリー」
(材料) 4人分
甘夏・・・2個
てんさいとう・・・大さじ3(上白糖でも可)
ゼラチン・・・10g
水・・・500cc
エディブルフラワー・・・お好みで
ミント・・・お好みで
(作り方)
1.甘夏は皮をむき果肉を取り出す。1/4は絞り汁にする。
2.鍋に甘夏とてんさいとうを入れて弱火で煮る。水を加えて果肉が崩れ過ぎないところで火を止める。
3.2にゼラチンを入れてよく混ぜる。
4.耐熱容器に3を流し入れ、エディブルフラワーとミントを入れて冷蔵庫で冷やし固める。※ゼラチンなので、時間はかかりますが常温でも固まります
次はご飯にかけても美味しいおかず。「小松菜の和風マーボ豆腐」
(材料)2人分
有機小松菜・・・1束
木綿豆腐・・・1丁
油揚げ・・・3枚
鶏がらスープの素・・・小さじ1
醤油・・・小さじ1/2
ごま・・・お好みで
ごま油・・・小さじ1
(作り方)
1.小松菜は5センチの長さに切り、油揚げは1センチ幅程度に食べやすく切る。木綿豆腐は一口大に切る。
2.フライパンを熱して、ごま油で小松菜と油揚げを炒める。
3.豆腐を加え、鶏がらスープの素と醤油を入れ、木べらで豆腐を壊し過ぎないように炒める。
4.器に盛り付けてごまをかければ完成。
さて、せっかくの有機野菜特集なので、少し制限された環境で育った野菜のクズを活用し、ベジブロスにして最後まで大切に野菜の栄養を摂取して、季節の変わり目に免疫力を高めてみませんか?今回はセットアイテムのピーマンの種、ヘタ、じゃがいもの皮、ほうれん草、小松菜の根を使います。
ベジブロスとはこの野菜クズを使って作る野菜だしで黄金色のスープです。作り方は過去に記事にまとめていますので、詳しくは下記をご覧ください!
野菜の皮や種がお宝に!?徹底活用【ベジブロス】
今回は有機野菜セットを使い、素材を活かしたシンプルな調理を心がけました。家庭料理の基本は「簡単!美味しい!安い!」が一番!ぜひ作ってみてくださいね。
東京都のまつのベジフルサポーター・野菜ソムリエの大内優紀枝でした。
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まつのベジタブルガーデン
有機野菜おまかせセット
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