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さる5月24日(木)、秋田市議会の任意団体「秋田市公設地方卸売市場を考える議員の会」の議員団の皆さまが弊社新センターを視察されました。
「秋田市公設地方卸売市場を考える議員の会」は、秋田市議会議員であり野菜ソムリエでもある見上まり子議員(上の写真・前列)が、発起人の一人として設立された会。
「市民に親しまれる市場のあり方を支援したい」との思いから、学校給食と市場との連携や、災害時のライフラインとしての市場の防災機能をアピールするといった活動をされています。
この度の東京訪問では、永田町で市場法改正についての懇談や大田市場視察などのスケジュールを組まれるなか、青果物流通のあり方の一つとして弊社を視察先にお選びいただいたものです。
まず弊社社長室 室長より、産地とテーブルを「つなぐ」まつのの役割についてご説明。
秋田県内の産地とは、鹿角市のJAかづのなど複数の産地と取組みをさせていただいていることについて、専務取締役 曽我からもお話をさせていただきました。
ピッキングセンターではモスバーガー様への出荷を例に「生産者表示」の取り組みや
生鮮産品の一つ、毎朝鮮魚が入荷する荷捌所をご覧頂きました。早朝に魚市場から入荷し次第、弊社の配送コース別に一時仕訳けし、野菜やその他の食材とあわせ100を超える配送コースに分かれて順次出発。
ピッキングスタッフと配送ドライバーとのスピード連携、時間との勝負で生鮮品の出荷を支えています。
視察の後は「まつの幸せ♡野菜ランチ」を召し上がっていただきながら懇談。
部分的なイタミや傷などで出荷できない野菜を無駄にしない取り組みを、実際にご体験いただきました。
秋田市公設地方卸売市場は、青果部・水産部が2012年に中央市場から地方市場に転換(※)。新時代を迎え市場の活性化や経営の効率化を目指す中でのご来訪、議員の皆さまには大変熱心にご視察をいただきました。
※花き部は現在も中央卸売市場です。
「産地とテーブルをつなぐ」ことは、地方と消費地をつなぐこと。秋田県内の産地をはじめ各産地の発展に貢献できるよう、これからも取組を深めてまいります。
秋田市公設地方卸売市場を考える議員の会の皆さま、この度は貴重な機会をありがとうございました。