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千葉県のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエプロ、アンチエイジングフードマイスターの栗原美由紀です。
じめじめした梅雨空が続いてますが、暑い夏はもうすぐやってきます。今年も猛暑が予想される夏に向けて、暑いときでも食べたくなる「サマーサラダ」を作ってみませんか。
この時期、店頭には色鮮やかな夏野菜が並んでいます。そのカラフルな色合いは、見てるだけで元気が出てきますね。食卓を華やかに彩ってくれることでしょう。夏の暑い日差しを浴びて元気に育った旬の野菜には栄養がたっぷり!その理由は…
野菜も私たち人間と同じように外敵から身を守っています。紫外線や雨などの環境、虫や動物などの天敵から身を守るために、自ら色や香り、苦み、辛みなどを作り出します。植物の自己防衛能力でできたこの機能性成分が、第七の栄養素「フィトケミカル」と呼ばれ、抗酸化力や免疫力の向上など健康維持が期待できます。特に夏野菜は紫外線から身を守るための栄養素がたくさん含まれています。
食欲のなくなるこれからの暑い時期を元気に乗り切るために、そんなカラフル夏野菜にちょっとひと手間加えて、夏に食べたくなるサラダをご紹介します。
綺麗な色の夏野菜は皮ごと調理しましょう。紫紺色のナスの皮にはナスニンという色素が含まれていて、抗酸化作用が期待されます。
二層に仕上げたプリンのように食べるサラダです。下の層はナスのブラマンジェ風。ミルクが香る甘くぷるぷるの食感。上の層はお好きな野菜をのせて少しレモンの酸味を効かせて爽やかに。
作り方(4人分)
1.ナス1/2本を皮ごと適当な大きさに切って、水100cc、砂糖大さじ1/2を鍋に入れ火にかけます。とろとろになったら、レモン汁を少々入れ、綺麗な紫色を確認してから、ミキサーで攪拌します(回らないときは水を足しましょう)
2.鍋に(1)と牛乳100cc、砂糖大さじ2、生クリームを50ccを入れて火にかけ、途中水で戻した板ゼラチンも加え、砂糖がとけたら火を止め、粗熱が取れたら器に流し込んで冷やします。
3.お好きな野菜をのせ、レモン汁を加えたゼリー液を流して冷やせば、完成です。
続いて「ピンクのフルーツサラダ」
ピンク色のソースの上には、クルミやアーモンドなどのナッツ、そしてキウイフルーツやブルーベリーなどのフルーツがたっぷり入ったフルーツサラダをのせて。綺麗なピンク色が食欲をそそり、見た目も美しく仕上がりました。それでは、このピンク色のソースの正体は…?
このソースは、中東地域で食べられてる伝統的な料理「フムス」。ひよこ豆をたんぱく源としていたこの地域で古くから食べられていたそうです。今回はこの「フムス」にトマトを混ぜてピンク色に仕上げました。高たんぱく&低カロリーのひよこ豆で作るフムス、ぜひフルーツサラダと合わせて味わってみてくださいね。
トマトを使ってもう一品。太陽の光をたくさん浴びた真っ赤なトマトを冷たく冷やしていただきます。
「ソルベと食べるトマトサラダ」
このトマトサラダには、キュウリとキウイフルーツの緑色のソルベ(シャーベット)をのせています。キュウリとキウイフルーツの組み合わせは、レモンを加えることでさっぱりとして相性抜群!ソルベが完全に溶ける前に召し上がれ。キーンと冷たいサラダでひんやり涼しくなります。
カラフルな夏野菜を乾燥させて「ドライベジタブル」に。
パプリカ、ゴーヤ、レンコン、ズッキーニなど、お好みの野菜をスライサーで薄く切り、約120度のオーブンで40〜50分加熱してカラッと仕上げます。軽く粉をつけて油で揚げてもいいですね。塩やスパイス、ディップをつけてどうぞ。パリッとしていて、ほのかに野菜の風味があり、食べ始めたら止まらない!子供たちにはおやつに、お酒を飲む方にはおつまみにぴったりの一品です。
これから暑い夏に向けて、旬の夏野菜は栄養たっぷり!いろいろな食べ方で、食卓に野菜を上手に取り入れてみませんか。
千葉県のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエプロ、アンチエイジングフードマイスターの栗原美由紀でした。