幸せ野菜ランチレポート

【七夕ランチ】産地の恵みが香る 天の川そうめん

七夕の時期は天候が崩れがちですが、今年の七夕は西日本を中心に記録的な大雨に見舞われ、夕方から夜にかけて各地に大雨特別警報が発令される事態となっております。犠牲となられた方、被災、避難されている皆様に心よりお見舞い申し上げますと共に、被害がこれ以上拡大しないことを祈るばかりです。

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本日昼、まつのの「幸せ♡野菜ランチ」では7月恒例の行事食「七夕ランチ」を実施致しました。

昨年はそうめんを「冷やし中華風」に、一昨年は温かく「にゅう麺」で提供しましたが、今年は正統派の食べ方で。

日本に古くから伝わる香味野菜、みょうがと大葉をたっぷりとあしらい、しいたけの甘辛煮、錦糸卵、のりなどの和の食材を添えて提供しました。

美しく整った「大葉」は、弊社提携産地の愛知県豊橋から。愛知県は大葉の国内出荷量シェア5割以上を占める日本一の産地です。

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産地レポート「豊橋温室園芸農業協同組合」

広い栽培面積の中で少しずつ植える時期をずらし、季節により栽培しやすい品種に変えるなどの工夫で、一年を通して質の高い大葉を安定供給。葉を一枚一枚、手摘みし、サイズ分けして10枚ずつに束ねパックに入れて・・・と収穫から出荷まで大切に手間ひまをかけたからこその美しい大葉なのです。

香り高い「みょうが」は、弊社提携産地の高知県園芸連より。

高知県は、みょうがの国内出荷量トップの大産地。先日、弊社スタッフが産地視察に伺い、その規模と高品質を実現する徹底した管理に圧倒された品目です。

まつのは本年、高知県園芸連が実施する販路開拓事業に参画させていただき、ししとうや土佐甘とうなどの「強化品目」を定め販売促進に取り組んでいます。

その一つがみょうが。病気や細菌に弱いデリケートな作物のため、栽培ハウスのなかは土足厳禁。日光の量をコントロールして美しいピンク色に仕上げる技術は高知県園芸連の独自のもので、技術流出を防ぐためにハウス内は撮影禁止にされる徹底ぶりです。

収穫後は1つ1つ外皮を取り除き、数回の洗浄を行うことで艶やかなみょうがに仕上げていきます。これも根気のいる、手間ひまのかかる作業です。美しさ、美味しさの裏には、産地の方々のたゆまぬ地道な努力があるのですね。

さて、そんな産地の恵みをたっぷりいただく七夕の「そうめん」。麺を天の川に見立てたのが由来なのだそうです(諸説あります)。

これもまつの恒例、日本語・中国語・ベトナム語の3カ国語のリーフレットで由来を解説。

「行事食」は、体調を崩しがちな季節の変わり目に「ハレの日の食事」として編み出された食の知恵を取り入れるとともに、先人が料理に込めた意味と願いを学ぶ食育の機会でもあります。

ホテルシェフ出身のまつのキッチン料理長が笹の葉をあしらい、

美しく盛り付けたそうめんを

皆で有り難くいただきました。

こうして産地の恵みがいただけるのも、天候の安定があってこそのこと。この度の大雨が早期に収束しますように、そしてこの先の台風・長雨のシーズンを無事に乗り切ることができますように、心から祈りたいと思います。

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