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新年おめでとうございます。旧年中はまつのレポートをご愛読いただきありがとうございます。
いよいよ平成最後の年が始まりました。365日営業の弊社では仕事納めはありませんが、大晦日には「よいお年を」、翌元旦には「明けましておめでとうございます」。社内で交わされるゆく年くる年の挨拶に、お正月を実感しています。
毎日約100食、一年で日に3万6500食を提供する「まつのキッチン」も年末年始を迎え、大晦日には年越しそばを、
今年は年越しラーメンとの2本立てで!
元旦にはおせちとお雑煮を提供しました。
大晦日も元旦も出勤する従業員にとって、まつのキッチンでのランチがお正月の食卓です。何段重ねものお重箱とはいきませんが、食材にまつわる由来に願いを託して・・・
お祝いの水引をかたどる紅白なます。
子孫繁栄を願う里芋、遠くがよく見通せるように先見性のある一年を祈願する「れんこん」。人参は縁起のよい梅の花の飾り切りに。
きんとん(金団)は、今年は趣向を変えて紫のさつま芋で。紫は古希・喜寿・卒寿など長寿のお祝いに使われる縁起の良い色。近藤シェフによる洋風アレンジの金団ならぬ紫団です。
まずは紫芋をやわらかくなるまで牛乳で煮て砂糖とシナモンを少々加え、
フードプロセッサーで柔らかくしたペーストを、スチームコンベクションオープンでさらに火入れして余分な水分を飛ばし、もったりとなめらかに仕上げます。
祝いの膳に欠かせないお赤飯は、ビーツの色素を活かしたビーツご飯。赤色はポリフェノールの一種「ベタシアニン」によるもの。鮮やかなお赤飯に仕上がりました。
これは、昨年3月に開催したお取引先様向け「イタリア野菜試食会」で、共同開催のトキタ種苗さんより提案されたビーツの調理アイデア。外食各社の購買・料理長の皆さまに興味を持っていただいたレシピ、弊社でも新年のランチに取り入れさせていただきました。
>関連リンク
【トキタ種苗×まつの】イタリア野菜試食会を実施しました
お雑煮はお餅をスチームコンベクションオーブンでこんがりと焼き上げ、
干し椎茸と鶏ガラでとった出汁をたっぷり注ぎ菜の花を添えて。
菜の花はひな祭りなどのイメージから春が旬と思われがちですが、実は出始めの12~1月頃が葉茎がやわらかく美味しい季節。ちょうど今ごろがお勧めで、新春を祝うお椀にまさに華(花)を添えてくれる食材です。
2019年も野菜づくしのメニューでスタートした「まつの幸せ♡野菜ランチ」。従業員のがんばりを「食」で支えること、野菜・果物の新しいレシピを提案していくこと。まつののキッチンだからこその取り組みを、今年も楽しく進めてまいります。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。