『トマト冷凍のコツ』
【これが重要!自宅冷凍保存のポイント♪】
①残り物を冷凍するのではなく、できるだけ新鮮なうちに冷凍する
②調理後のことを考えて使いやすい大きさにカットする
③できるだけ早く冷凍する
④冷凍保存用の袋を利用し、空気を遮断する
☆詳しくは→自宅冷凍保存のポイントと理由もご参照ください
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我が家では、常備野菜として切らすことがないトマト。ついつい買いすぎてしまうこともありますが、あえて冷凍することを目的にまとめ買いをすることもあります。使いやすい『トマト冷凍』の仕方をお伝えします!
*冷凍の仕方・①丸ごと
①トマトをよく洗い、水分を切ってへたを取る。
②ラップを大き目にカットして一つずつぴっちりと包む。
③冷凍保存袋に入れ、空気を抜いて冷凍する。
*冷凍トマト活用例
・冷凍のままトマト系の煮込み料理に(スープ、カレー、トマトソース、ミートソースなど)
皮が気になるようでしたら、ミニトマトの冷凍同様に冷凍のまま流水をかけるとツルッと皮がむけます。
・冷凍のまま皮をむいたものを、出汁と少量のしょうゆで味付けした汁に漬けてじっくり解凍。
だしがしっかり染みた、冷たいとろとろのトマトはお食事の箸休めにもおすすめです。
*冷凍の仕方・②ダイスカット
①2センチ角くらいにカットし、汁ごと冷凍保存袋に入れる。
②空気をしっかりと抜いて、平らにして冷凍する。
*冷凍トマト活用例
・ポキポキと折って必要な分だけ取り出すことができます。
↑の丸ごと同様にトマト系煮込み料理はもちろん、お弁当のような少量だけ使いたいときも便利です。
・ポキポキと必要な分だけ折った冷凍トマトとケチャップを耐熱容器に入れ、2~3分加熱。塩などで味付けするとオムレツ・オムライスのケチャップがトマトの形の残った濃厚トマトソースに変身します!
・ポキポキ折って砕いた冷凍トマトを、冷たいパスタ、うどん、冷や麦、そうめんなどのトッピングにも。
*簡単レシピ『冷凍トマトたっぷりの冷たいそうめん』
①トマトは洗ってへたを取り、ざく切りにして汁ごと冷凍保存袋に入れる。
②空気をしっかりと抜いて冷凍する。
③そうめんを茹で、めんつゆを用意する。
④冷凍トマトを使う分だけポキポキと折って、そうめんにトッピングする(またはめんつゆに入れる)
冷凍のままのトマトを使うことがポイントです。
そうめんがいつまでも冷たくおいしく食べられますよ。
シンプルになりがちな「そうめん」の献立にトマトを加えると彩りも栄養価もアップし、めんつゆとの相性も良くおすすめです。お好みの薬味をたっぷりのせてどうぞ!(同様に冷や麦、冷たいパスタ、うどんなどでも!)
ぜひお試しください♪
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*自宅冷凍の注意点*
家庭の冷凍庫は開閉が多いので温度が上がりやすいです。
2週間程度で早めに食べきりましょう。
野菜ソムリエプロ・冷凍生活アドバイザー 増田智子
(参考文献:「冷凍王子の冷凍大全」)