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みなさまこんにちは
愛知県のまつのべジフルサポーター、ジュニア野菜ソムリエ、ナチュラルフードコーディネーター桜井さちえです。
夏も終盤、まだまだ暑い日も続きますがみなさま夏バテなどせず元気に過ごされていますでしょうか。
さて、今回は今が旬のみずみずしい冬瓜のご紹介をしたいと思います。
(写真提供 あいち在来種保存会)
愛知県には明治時代から栽培されている愛知の伝統野菜に認定されている早生とうがんという冬瓜があります。ずっしりと重い実は、白い粉がふいたら熟した証。最近では品種改良され、小ぶりのものが主流ですがこちらの冬瓜は大きめです。そのため、戦後の食糧難の時代に重宝されていたそうです。愛知の伝統野菜の資料によると重さは3kg程度とのことでしたが、私がいただいた早生とうがんはとてもびっくりなビッグサイズ。重さを量ったら8kgを超えていました。
カットすると冬瓜のさわやかな香りがふわ~っと香りキレイな真っ白の果肉もとってもみずみずしいです。
このみずみずしい冬瓜は95%以上が水分でカリウムを多く含んでいます。食物繊維も豊富なので、体の余分なものの排出を助けます。味は淡泊で低カロリー。100gあたり約16kcalとダイエットにも向いているお野菜です。ただ、大きな冬瓜ってなかなか使いきれなかったりしますよね。そこでいくつかの冬瓜料理をご紹介したいと思います。
先ずは
-冬瓜のすり流し-
お出汁で煮た冬瓜をそのままミキサーにかけて冷蔵庫で冷やします。小さく角切りにした冬瓜とすりおろし、生姜、彩りにラディッシュも一緒にすりおろしてトッピング。
そして大根フライならぬ
-冬瓜フライ-
拍子木切りにした冬瓜の水分をよくふき取り、にんにく醤油又は生姜醤油にしばらく漬け込んで、片栗粉をまぶして油で揚げます。お塩や柑橘などをかけていただきます。揚げたては表面がサクッと中はジューシー。お酒のおつまみにもぴったりな一品。
ごはんに合うお料理は
-冬瓜の肉巻き-
茹でた冬瓜に豚肉を巻いてフライパンで焼き、お醤油とみりんで甘辛く味付け、お肉の旨みがしみたジューシーな冬瓜がとっても美味しいです。ごはんがどんどんすすみます。
こちらは冬瓜を千切り用のピーラーで千切りにして水分をギュ~っと絞ったもの。
こちらの千切りを使って
-冬瓜とリンゴの甘酢漬け-
冬瓜らしいみずみずしく爽やかな一品。リンゴ入りのフルーティーな酢の物。千切りにしたものは、お味噌汁やお吸い物にそのまま入れてもOK。とっても便利ですよ。
食べ方や調理方法もいろいろ楽しめる冬瓜。いろんな料理に使用して冬瓜料理のレパートリーをどんどん広げてみて下さいね。
愛知県のまつのべジフルサポーター、ジュニア野菜ソムリエ、ナチュラルフードコーディネーター桜井さちえでした。