大阪府のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエ、ジュエルフルーツクリエイターの万ノ記子（マンノノリコ）です。

猛暑日の続く暑い関西の夏。ハウスの中は気温40度を超えることもあるそうです。そんな暑さと闘いながら美味しいハーブを届けてくださる奈良県の寺田農園・寺田昌史さんを訪問しました。

ハウス一面にぎっしりに並ぶバジル。独特のいい香りが広がっていて癒やし効果抜群です。

ピザやパスタなど、イタリア料理には欠かせないバジル。決して主役にはならないのですが、なくてはならない存在です。

新鮮なバジルで簡単にカプレーゼを作りました。一口食べると畑に入った時と同じようにバジルのいい香りがお口の中で爽やかに広がります。

次にご案内いただいたのは、ルッコラ。

ルッコラも主役のお野菜にはなりにくいですが、リーフサラダで大活躍するハーブです。ゴマのような香りと味が特徴でビタミンC やカルシウムが豊富です。

気が遠くなりそうなたくさんの数の小さな種を発芽させ、小分けにして定植するというとっても緻密な作業。

ルッコラの種は2～3日で発芽するそうです。種を蒔いたら待ったなしの成長ですから毎日作業に追われる日々ですね。

そしてこちらはイタリアンパセリ。

お料理の付け合わせでよく見る細かいギザギザの切り込みがあるパセリとは見た目が全く違いますが、食べてみると独特の風味・・・さすがパセリ。

フルーツに添えるハーブにはいつもミントを使っていましたが、イタリアンパセリの成分にも殺菌作用があるため、最近よく使います。これがなかなか合うんです。

他にもタイムや

ディル

タイムやディルはお肉や魚料理の付け合わせによく使われている臭みを消してくれるハーブです。

特にタイムに含まれる成分は気管支系のトラブルや咳止めに効果があるといわれています。

チャービルも育てられているのですが、訪問した時は残念ながら種を蒔いたところでした。

デザイン性がよいので、ケーキなどスイーツやスープに飾られることが多いチャービル。ギザギザの小さな葉でよく見かけることがあると思います。

鉄分やミネラルが豊富で血圧の低下に効果があるといわれています。

「好きやから百姓やってます」がキャッチコピーの寺田さん。

水耕栽培でストレスなく育てる野菜はエグミやアクが少なく安定的に供給できるため、生活者のニーズに応える最善の栽培方法だと考えられています。

若いときにアメリカにも渡り、農業について色々学ばれている英語も堪能な寺田さんのお野菜は大阪駅直結のグランフロントうめきた広場のマルシェで木曜日に販売されています。

また、淀屋橋オドナマルシェでも水曜日に販売されています。

8月・9月は甘くて美味しいイチジクも購入できますよ。

寺田農園：http://teradafarm.com/

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