京都で、弘法大師とゆかりの深い東寺、仁和寺とともに京都三弘法のひとつとされる神光院。
毎年、7月の土用の丑の日と21日にきうり封じが行われます。
(画像は昨年21日に参拝した際のもの)なんと本堂にある弘法大師像は大師自ら刻んだものと伝えられ厄除け大師として崇められているそうです。
昨年、このきゅうり封じのために神光院を訪ねました。 住宅街の中にあるため大変静かで、長い石畳を歩くうちに心もゆったり。
門前には、大きなきうり加持修行の案内が。
きゅうり封じは祈祷していただいたきゅうりでからだの悪い所をなでて病気をきゅうりに封じ込めて土に埋め自然へ返すというもの。
遠方で本人がこれなくても代理で祈祷を受けることができるとので娘と父の祈祷をお願いし、本堂の中へ。早朝で一番乗りかと思いきやすでにたくさんの人。
祈祷のあと、お札が入りその上に紅白の水引きがかけられたきゅうりを受け取りました。
きゅうりをそのまま持ち帰る方も多くいらっしゃいましたが、我が家は、きゅうりを埋める土がないため本堂横、弘法大師像の前の【きうり塚】へ納めました。
すでに願いが込められたきゅうりがたくさん納められていました。
京都は、12月には大根炊きやかぼちゃ供養(大根炊きの情報はコチラ↓)
2014年12月ブログ京都冬の風物詩 お寺さんの「大根だき」
7月は、きゅうり封じ以外にも安楽寺の南瓜供養と
野菜にまつわる行事が多いのです。祇園祭だけでなくこのような京都の行事にも参加してみてくださいね。
神光院
京都市営バス37系統「神光院前」下車
参考:世界記録のきゅうりの世界を覗く きゅうりとギネス世界記録
http://www.guinnessworldrecords.jp/news/2016/1/cucumber-414662