まつのベジタブルガーデン

兵庫県畑から食卓までを楽しむ農体験

まつのベジフルサポーターレポート
こんにちは、
京都府のまつのベジフルサポーター・ シニア野菜ソムリエ・管理栄養士の中本絵里です。

平成17年6月に制定された食育基本法がもう10年!!食育推進基本計画も3次へ。若い世代への食育や、健康寿命の延伸なども重点課題とされる中、【農林漁業体験を経験した国民を増やす】という目標が設定されているのをご存知でしょうか?

農林漁業体験を経験した国民(世帯)の割合を現在(平成27年度)36.2%から平成32年に40%以上にするというもの。

…というわけで、今回は神戸市西区のCalfarm-kobe(キャルファーム神戸)さんの体験イベントへ参加しました。

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参加した体験イベントは畑DEマウロ地中海トマト。
3月に行われたイベントは、トマトやいちご、葉物野菜を収穫し、そのトマトを使ってソースを作りランチをいただくという流れで、畑から食卓までを体験できる内容。

まずは収穫前に、トマトの説明を受けて知識をインプット。matuno36

それからハウスへ移動してトマトの収穫体験です。fa-mu5

パンフレット片手に様々な色のトマトの味を楽しみつつハウスの中をウロウロ。tomato7

パンフレットと品種の案内板のおかげでトマトが探しやすい!
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10種類以上あるトマト。親子でも好みがわかれ、少し驚きました。。

ちなみに私のお気に入りは、鮮やかなオレンジ色の甘~いピッコロカナリアお弁当に使いたいと思い持ち帰り用で収穫しました。

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そして、ランチのトマトソースに使う調理用トマトも忘れずに収穫。

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この後のトマトソースづくりにワクワクしながら、いちごのハウスへ。

こちらのハウスでは、みつばちが受粉のお仕事中。ハチが仕事をする中人間も黙々といちご狩り。

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子供たちも、農家さんからミツバチの説明を伺ったおかげでハチを怖がらずに楽しく収穫ができました。

さらに、葉物のハウスではスイスチャードや春菊、コーラルリーフをランチ用に収穫。

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盛りだくさんの収穫体験のあとはいよいよランチ作りです。

さて、【ファビオ】という名のこの器具をご存知でしょうか?トマトしぼり

トマトジュースメーカーでレバーを回すと搾りながらカスと汁を分ける優れものです。

イベントでは、チームごとにトマトの早しぼり対決。
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残念ながらわがチームは完敗でしたが楽しみながらも本気で(笑)トマトを絞ることができました。

もぎたての調理用トマトでソースを作るなんて生産農家さんだからこそできる贅沢な体験です。私たちにはなじみのない生のトマトソース作りですがイタリアでは、それぞれの家で瓶詰にしてつくっておくそうです。まだまだ知らないことだらけでした。

さて、お楽しみのランチは参加者の方の即興メニュー。収穫した野菜と搾りたてのトマトソースで次から次へと完成~。
トマトごはん

自分たちで収穫して自分たちで調理して食べる。本当のとれたて野菜を味わう。畑で収穫して食べるまでを 体験できるイベントでした。

こちらのトマトジャムはキャルファームさんのトマトを使用して作られたものだそう。

 帰宅後、自宅でトーストにのせていただきました。体験した農園のトマトは生のトマトだけじゃなくジャムにもなるんやなぁ~という子供の声をきくと
体験したからこそ出てくる声なんだなとうれしくなりますね。matuno35

百聞は一見に如かずというけれど聞くだけより、見るだけよりもやっぱり体験は必要ですね。魅力のある体験の場が増えると、農業を体験してみようという国民が増えるかもしれませんね。

 

今後のキャルファーム神戸さんのイベントはHPをご確認ください。

京都府のまつのベジフルサポーター・ シニア野菜ソムリエ・管理栄養士の中本絵里でした。

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