地中のたけのこを掘り起こすのはたけのこ掘り用のくわ【ほり】を使います。
この【ほり】は地下茎を切断するため先がU字に鋭くなっています。たけのこの向きによってどこに
【ほり】をいれるのか見極めるそうですが残念ながら素人には非常に難しくこれまた悪戦苦闘。
これは素人には無理だとあきらめていたらとても上手な方がいらっしゃいました。あまりに上手で詳しいので元農家の方と思いきや、なんと長岡京市の市長さん。
サクサクと掘りすすめられアッという間にたけのこが顔を出しました。さすがですね。
これから、5月はじめまで、長岡京のたけのこは最盛期を迎えます。駅前やたけのこ畑で朝掘りのたけのこが直売されていますよ。電車、車ともにアクセスが良いので長岡京のたけのこを召し上がりにきてくださいね。
帰りに、たけのこが伝わったとされる海印寺を探し迷子になっていたところ、たけのこ畑で売られていた朝掘りのたけのこと出会いました。あまりの立派さに何か凝った料理でもと思いましたがそのまま天ぷらでいただきました。噛むごとにたけのこのうまみと香りが広がりました。素材の力は、絶大です!
素材がおいしいと味付けはシンプルが一番。刻んだ木の芽とお塩で豚肉巻きに。姫皮は、ひじきと炊いたんに。たけのこごはんでたけのこを満喫しました。
京都のたけのこは、本当に丁寧に作られています。すぐそばの京都市や山城地域でもたけのこは栽培されています。是非、京都のたけのこを味わってくださいね!