<< 前のページへ admin - まつのスタッフ日記の記事 次のページへ >>
2012年 7月 23日 (月)

東つがるトマト出荷開始〜蓬田村にて研修会

by admin

青森県は津軽半島の東、陸奥湾に面した自然豊かな蓬田村にある
東つがるトマト部会にて





トマト生産さんの講習会が開催されましたので
参加させていただきました。

こちらは皆様すっかりお馴染みだと思います。
東つがるトマト部会では
農薬と化学肥料の使用を極力抑え
地域環境に配慮しつつ
安全で安心な
味に深みとコクがあるトマトづくりを行っています。


今年の蓬田村は雪解けが遅かったのと、
梅雨時期の降水量が多かったために
例年より若干遅れてのトマト出荷開始となりました。
量も今週に入って徐々に増えてきましたが
本格化するのは来週あたりの見込みです。

部会のみなさんが吉田部会長のハウスの前に集まって
種苗会社の指導員の奥原さんによる
今年の傾向と対策の説明に熱心に聞き入ります。




部会のトマトの品種は甘みと酸味のバランスがよく、
味に定評がある
桃太郎ギフトです。




部会長のハウスでは
新しい品種
桃太郎セレクト
(異常果の発生が少なく夏の暑さにも負けないスタミナが特徴)
も試験栽培されていました。




今年の傾向としては、
やはり春先から低温、乾燥が続いたため
樹の勢いが途中から弱くなってしまっており、
梅雨時期の曇天、降雨により先端部(成長点)の
育成、着花が今一つ良くないそうです。



この先の高温気の管理、対策として

適切な灌水
不要な下葉の剪定
異常果の摘果

等を積極的に行い、
樹を元気にし、良い花を咲かせることが大切だそうです。

天候に左右される事の多い農業ですが、
できる限り手間暇かければかけただけ、良い実がみのるそうです。







天候と相談しながら
樹や花と会話しながら
生産者のみなさんが一生懸命育てたトマトが
たくさん収穫できるように期待せずにはおれません。




蓬田村のトマトは10月中旬まで出荷されます。


<< 前のページへ 次のページへ >>









RSS