2009年 5月 26日 (火)
北海道の春の味。アスパラガス
by ピーチ
土から頭を出しました
収穫を待つばかり
籠に乗せてディスプレイ
真上から見ると
鉛筆と太さの比較を
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北海道産のアスパラが旬を迎えています。
みなさん、もう召し上がりましたか?
今日は、札幌市の隣、石狩市にあるアスパラ農家さんにお邪魔しました。
あいにくの雨模様。
出迎えてくれた農家のお母さんが開口一番
『今日のアスパラはみずみずしくて柔らかいよ!』と。
アスパラは、生きる力強さと、繊細さを持ち合わせた野菜です。
収穫の目安は21cm。
暖かい日には、朝、一度収穫し、そのときに短かったものが
午後には10cm以上も成長し、再度収穫作業を行うほど成長の早い野菜です。
あの細い先端で、大地を押し上げ、顔を出す姿は、近くで見ると感動的でもあります。
土が盛り上がっている様子、わかりますか?
そんな力強さとは逆に、成長の過程はとても繊細。
その様子を『人間と同じだよ』と、教えてくれました。
アスパラの生育は、天気や風の強さ、気温によって、大きく異なります。
『みずみずしく柔らかいよ』と言ったのは、雨をたっぷり吸い上げているから。
土が乾燥すると、人の肌が潤いを失うように、アスパラも潤いを失い硬くなります。
寒い日は、人が体を縮めるように、アスパラも縮まり硬くなります。
暖かい日は、人がのびのびとするように、アスパラものびのびと柔らかく。
そして、風が強い日には、風が当たる方だけ、皮が厚くなるそうです。
大地の恵みをたっぷり蓄え、すくすくと育つアスパラガス。
アスパラギン酸を含み、疲労回復を助けるといわれています。
農家のお母さんのオススメの食べ方は、グリル。
太めのアスパラを使用するのがポイントです。家では魚焼きでお試しください。
下の部分の皮を剥き、シンプルにグリルし、塩だけでいただきます。
シンプルゆえに、アスパラ自体のうまみをしっかりと感じる一品です!
北海道の春の味。旬のアスパラをぜひお楽しみください
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