2010年 2月 3日 (水)
じゃがいもの理由(わけ)(関西営業所日記:其の禄)
by ちゃーりー
京都 先斗町 狭い路地にお店が軒を連ねます
店頭で土手焼きを買って 食べながら散策も
土手焼き 大根とバランスのいい大きさ
皮付で煮込んでいるので 食感の違いも楽しめます
少し太めの麺が スープとからみ・・・ いい感じ
すっぽんがプルプルっと そしてとろけます
スープも残らず完食!
一階のカウンター席は 調理される姿がよく見えます
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毎日、店舗様へ野菜をお届けしていると
お叱りを受けることも・・・ あります。
(度々あってはならないことですが・・・)
京都 先斗町にある
六傳屋さん
じゃがいも の大きさを間違え
ある日は大きく・・・
次は小さく・・・
何度もご迷惑をお掛けしてしまっていました。
商品を用意している担当が
何の料理に使っているのかを知らない・・・
それって・・・本当の仕事ではないですよね・・・
どんな料理に使われているのかを知りたくて
今日は、六傳屋さんでランチ
じゃがいもは、
なんと「土手焼き」
として食べていただいていました。
料理長さんが、
「料理を見てくれれば、
どうしてこの大きさにこだわるのか
分かってもらえると思うよ」
と出してくれた
「じゃがいも」 と 「大根」 の 土手焼き
そこには
大きすぎず、
小さすぎず、
大きさのバランスが取れて、
尚且つ、
いろんな料理を堪能してもらえるよう
お腹いっぱいになりすぎない
大きさのじゃがいも
まさしくこれが
「六傳屋さんのじゃがいも」 の大きさ
じっと考えるより
目と舌で。
注文書を見て、お届けするだけじゃ
八百屋の仕事とは言えません。
料理方法・こだわり
「理由(わけ)」 を
分かってこそ
店舗様の望まれる商品をお届けできるというもの
土手焼きのじゃがいもは
皮付なので、一番おいしい部分を丸ごと味わえます。
すっぽん鍋がおすすめの六傳屋さんですが、
今日は、土手焼きに加え
すっぽん美人麺(!)
をオーダー
コラーゲンたっぷりの
なんとも女性にぴったりな麺ではないですか!?
ぷりぷりのすっぽんを味わいつつ、
太めの麺がスープとよく合い、
あっと言う間に完食してしまいました。
これからも、
納めさせていただく野菜や果物の
「理由(わけ)」
お尋ねすることがあると思います。
料理される方と
同じ気持ちで野菜を選んでいきたいから。
その時は、どうぞこっそり 教えてください。
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