ベージュ アラン・デュカス東京にて..
by トマトラヴ
下の葛寄せを野菜につけていただきます
ズッキーニの花びらが色鮮やかな夏野菜のデクリネゾン
お造りもこんなバリエーションだと楽しいですね
和食のテイストありますが盛り付けは斬新
肉じゃがとトマトのコラボ
脂身も美味しい梅山豚(メイシャン豚)!
じゃこと万願寺の炊き合わせもこんな風に...
お野菜スウィーツ。グリンピースの色が鮮やか
濃厚な抹茶とショコラのコラボ。大人な味
シャネルのボタンの形をしたチョコレート。コーヒーと一緒に。
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今日は何とあのベージュ アラン・デュカス東京でランチ。
期間限定の「ランデヴー 日本料理名店との饗宴」というイベントでベージュの小島シェフと京都「修伯」の吉田シェフのコラボレーション。
3日間限定のメニューをいただいてきました。
まずは
「野菜の葛よせ クロスティーニ」
姫人参にラディッシュなどミニ野菜ときゅうりにビーツなど鎌倉野菜が色とりどり。
このスプーンは何だろう?と食べていくと、下には葛よせにしたいろいろ野菜、さらにその下にはアスパラのムースが。
なるほど3度美味しい器でした。
「夏野菜のデクリネゾン
キャビア・ド・オーベルジーヌとソスペル産オリーブオイル」
茄子のペースト(キャビア・ドオーベルジーヌ)の上にはズッキーニの花や夏野菜がたっぷり。
トロリとした茄子と香り高いオリーブオイルの味が口に広がります。
なんで「キャビア」と名前がつくのかなと思ったら、茄子の種がキャビアに似ているからなんだとか。
茄子もフレンチになるとこんなおしゃれな名前になるのですねー。
ここまで全部野菜のみのお料理。八百屋な我々にはとっても勉強になります。
「修伯のお造り ベージュのコンディモンと共に」
和のお造りもフレンチのテイストが入るとこんなにも変わるのかとびっくり。
一つ一つのお造りに様々な味と付け合わせで見た目にも楽しく食べても美味しく会話も弾みます。
ワインがまた美味しい!
「鮎ごはん」
その盛り付けにまず驚き。
和食ではなかなか想像つかないこの盛り付け。
頭と骨が..と思ったらカリカリに揚げてあります。
稚鮎のふんわりとした食感と香り。「旬を食らう」ですねー
ふんわりとした鮎の身ともちっとしたアルデンテのリゾット、カリカリの骨。いろいろな食感が楽しめました。
大葉のソースを混ぜると全然違った味わいにも。
「マナガツオの味噌漬け焼き、トマトと肉じゃがのコンフィー」
マナガツオの味噌漬けはまさに「和」
注目はその隣のトマト。
肉じゃがでコンフィーにしているとは...
肉じゃがとトマトのコラボ。想像つかない感じでしたが食べるとなるほど。少し洋風肉じゃがみたいな。肉じゃがの汁をかけながらじっくり1時間程かけて作るのだそう。このてりは1時間じっくり煮汁をかけて出たつやなのだとか。
一口で食べるのもったいない感じ。
「茨城県塚原牧場のメイシャン豚のロースト
じゃこ万願寺、ゆり根と和がらし」
梅山豚(メイシャン豚)は中国が原種の豚で日本では、農林水産省と茨城県の塚原牧場で併せて100頭前後しか飼育されていない貴重な豚。
さつまいもやドングリ・麦などを食べ林間地で放牧飼育されています。ストレスが少なく健康的に育った豚で、肉質の霜降りの度合いが黒豚よりも高く、ジューシーでやわらかな美味しい豚肉なんだとか。
...と、梅山豚のウンチクはこれくらいにして、
この厚さ。
お肉の美味しさを味わうにはこれくらいの厚さがあるとうれしいですね。
肉の柔らかさ、油の味、肉汁が口に広がる感じ存分に味わえてさらにお腹も満足的な..。
お肉の上には和がらしと、マッシュポテト?と思いきやゆり根を裏ごしたもの。
ここでポテトを使わないところが、日本料理的な発想だなと思いつつ..
一口。
滑らかな舌触りと独特のほんのりとした甘さが意外にもお肉と相性抜群でした。
お初のメイシャン豚。肉厚感を感じさせない柔らかさ。苦手な脂も美味しかった。
付け合わせのじゃこ万願寺はじゃこと万願寺を出汁で炊いた和の一品。
やわらかく炊いた真っ赤な万願寺の中にはじゃこがたっぷり。
出汁をたっぷり吸っているじゃこはふっくらとしていて「おばんざい」のような一品でした。
「小菓子」
おお。お野菜スウィーツだ。
梅とグリンピースを使ったお菓子。
梅のムースに緑が鮮やかなグリンピースのムース。飴のパリッとした食感がアクセントになって美味しかったです。見た目もかわいかったー。
「タルトショコラ、濃い抹茶のクレームグラッセ」
少し柔らかめのトロリとしたショコラにとっても濃厚な抹茶のクレームグラッセを混ぜつつ食べるとビターな大人なデザート。
最後の最後、コーヒーと一緒に出てきたチョコはシャネルのボタンをかたどったボタンチョコ。
シャネル好きにはたまらないのでしょうね...
和食とフレンチ両方楽しめたコラボランチ。久々にゆっくりとした贅沢な時間を頂きました。
ごちそうさまでした。
いろんな発見と驚きのあったベージュのランチ。
今度はいつこれるのだろうか....