朝露と共に高原の味をお届け〜朝どりとうもろこし〜
by トマトラヴ
山肌から朝日がのぼってきました
みんなでとったどー
これぞとうもろこし
わゎゎ、美味しそう
イケメン生産者の竹之内さん
届けた直後の皆さんの笑顔
コスプレもして試食会
楽しい企画でした
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8月2日 午前3時00分
今日は特命を受け深夜、都内をぬけて一路、群馬県昭和村へ車を走らせました。
途中赤城山麓がみえるころには薄っすらと空が明るくなってきて、着いた先は群馬の野菜くらぶのとうもろこし畑。
そう、今日の特命は「朝採りとうもろこしの収穫」
そしてそれを千葉にある弊社取引先様のお客様である特別養護老人ホームへお届けするというもの。
群馬県昭和村にある「野菜くらぶ」
ここはレタスやロメインレタス・ピーマンやグリーンリーフ・トマトを供給いだだいている協力産地。
集荷場のとなりには群馬の特産であるこんにゃくや野菜くらぶの野菜を使ったピクルスなどを作る工場もあります。
今回はこちらでとうもろこし生産者、竹之内さんの畑にお邪魔。
野菜くらぶの新堂さんにもお手伝いいただきました。
5時30分、待ち合わせのインターで合流。
そこから車で約5分程で畑に到着。
早速長靴に履き替えてレッツゴー!
まずはとうもろこしの収穫方法を竹之内さんからレクチャーしていただきます。
TB:「この畑には何本くらいとうもろこしが植えられているのですか?」
竹:「この畑で4000本ほど植えられています。」
SY:「えー、すごーい」
竹:「じゃ、収穫の方法教えますね。」
TB&SY「お、お願いします。」
竹:「とうもろこしは通常1本に2個の実を付けるようにするのですが、実際に商品として出荷できるのは上の1本。下の方の身は実が半分しか入っていなかったり、身がやせているので家用にするか捨ててしまうのです。
実が半分くらいは言っているから加工に使えるといいんだけどね。捨ててしまうのはもったいないんだが..。」
(実際に剥いて見せてくれたものは確かに上半分実がついていないが下はびっしり実がついている。)
SY:「なるほどー。これはもったいない...」
初めて聞くとうもろこしの生態に驚き。こんなに立派な背丈をしているのに1個しかとれないなんて...
竹:「とうもろこしは太いほうが消費者の方々には好まれるんだけれど、自分達には少し育ち過ぎかなって味がしてしまうので、細身の若いもろこしのほうが、甘くてみずみずしいので好きですね。」
TB:「そうなのかー。いつも太いほうがたくさん食べれるし。と思っていたけれどそうではないのか。」
2人ともまた一つ勉強になりました。
収穫方法は、上下に並ぶ実の上の方の実を握り、下方向に押し下げると、「バリバリ」と軽快な音を立ててとれます。
そんなに力もいらず簡単に取れていきます。
(楽しー!!)
それでは収穫開始。
バリバリバリバリと軽快な音が畑に響きます。
収穫し終わったとうもろこしの木は収穫終わりの目印に足でなぎ倒していきます。
手の動きも大切ですが足技が速さのポイント。
折取った茎の部分をハサミで切りそろえコンテナに入れていきます。
そうそう、今回は普通に収穫するだけでなく、「朝どりイベント」ってことでディスプレイにも一工夫。
竹之内さんにお願いして根もとから枝ごとのとうもろこしをいただきました。
これ。きっと喜んでくれるはず(笑)
そうこうしているうちに空が更に明るくなってきて太陽が顔を見せました。これぞ「朝どり」
眩しい夏の日差しを浴びながら最後の1本採りきりました。
やったー!終わったー!
しかし....もー我慢できない!
「1本ください。」とその場でガブリ。
うおーーーーー!あまいーーーー!おいすぃーーー!
特派員のSYとTB思わず畑で雄叫びをあげてしまいました。
みずみずしくて噛んだ瞬間に甘いジュースが口いっぱいに広がり、口の周りは糖分でべたべたになるくらい甘い。これなら皆さん絶対喜んでくれるはず!
収穫にご協力いただいた竹之内さんに別れを告げ、一路野菜くらぶの集荷場へ。
収穫したとうもろこしは自分でも熱を発してどんどん鮮度が落ちてしまいます。それを少しでも食い止めるため、発泡スチロールで氷詰めにします。
収穫から箱詰めまで約1時間。(頑張りました)
お世話になった野菜くらぶに別れを告げ目指すは千葉県松戸市。
お約束の時間は10時30分。朝のラッシュも始まる時間、急げー!
途中渋滞に巻き込まれたり、慣れない道に迷いながらも午前9時30分。
何とか目的地へ到着!
着いた瞬間、先方のスタッフからとびきりの笑顔で迎えていただき、さっきの疲れが一気に吹き飛んじゃいました。
スタッフの方は皆さん、ディスプレイ用の長いとうもろこしに超反応大!
感激してくださってこれまた「やったね!」って感じです。
とうもろこし以外にもレタスやキャベツトマトなど野菜くらぶ〜いだ抱いてきたものをディスプレイし、「朝どりイベント」を盛り上げるお手伝い。
全ての納品が完了して、任務終了!
お疲れ様でした。
東京に戻り、通常業務に戻って気がつけば15時。「3時のおやつ」で皆さんがとうもろこしを召しあがっている時間。
皆さんの反応どうかなー。美味しく召し上がっていただいているかしら。
などと想像していると、今回のイベントを企画された担当の方から連絡が...
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本日実施しました朝取りとうもろこしのご報告をさせていただきます。
本日の提供の方法
蒸し、刻み、ミキサー(スープ)を喫食者に合わせ提供。
生食に関しては食べられるかたのみに提供しました。
さて反応はというと、食べた瞬間美味しい・うまいという言葉があちこちから聞こえ皆さん豪快にかぶりつく姿夢中な姿と笑顔が印象的でした。
これどこで買えるの?いくらで買えるの?群馬から来たんだ〜 あるところでは
今度いつやるの?来年またやりますねとお伝えすると”な〜んだ”と残念な表情に・・・
普通に蒸しで食べた後に生食を召し上がっていただくと・・・・
こっちの方が美味しい・こんなに美味しいの初めて食べた。
ある方は、生食に抵抗があったようで恐る恐る食べてみて・・・甘味の強さに目を大きくされ驚かれていました。
さらに、これ砂糖いれたんでしょ?と言う方もいました。それほど甘味に感動されていたのでしょう。(もちろんそのままの味ですよとお伝えしました)
また自分で作られていた方は生食の美味さをご存知で隣の方に説明されたり、疎開をしていた時はおやつはとうもろこしだったと
懐かしそうに昔の話を語られる方もいらっしゃいました。
現場を監督する当社の責任者も青果1品しかもシンプルなのに、こんな笑顔がみれるなんて・・・と感動していました。
言うまでもなく大盛況のうち企画を終えました。
天候不順で企画どころではない状況の中対応して頂き本当にありがとうございました。
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と、とびきりうれしいご報告をいただきました。
あの納品のあと、スタッフのみなさん農家風コスプレをしてイベントを盛り上げたようです。みなさんとってもいい顔してます。
メールをいただき更に疲れが吹っ飛びました。
今回の企画は
産地(野菜くらぶ)からまつの。
まつのからお届け先のスタッフ、ご担当の方。
スタッフの方からお客様へ
とうもろこしというバトンをリレーしたわけですが、ただリレーをするということではなくそのことによって産地、まつの、お客様の大きな輪が出来たようにも思います。
こういう繋がりを大切にしていきたいと改めて思った企画でした。
楽しい企画をありがとうございます。
ご協力いただきました皆様には本当に感謝申し上げます。
皆さんお疲れ様でした。