2009年 4月 17日 (金)
新宿 「大黒」
by admin
あこう鯛煮付
たらの芽の天麩羅
昆布巻きかまぼこ
バイ貝の刺身
カンナさんとノブコさん
行者にんにくの卵とじ
筍木の芽焼き
山独活とほたるいかの酢味噌
中村板長
お通しから超おいしい
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新宿西口、ビルの地下へと降りると
「大黒」があります。
純和食の料理屋さん。
本日は旬の野菜を使ったメニューを中心に頂きました。
<お通し>
・スナップエンドウの黄味辛子酢添え
・・・シャキっとした歯ざわりと、
黄味のまろやかさに辛子のアクセントが効いたたれ。
何気ない一品でも印象に残ります。
・鱒押寿司
・・・シャリと鱒の間に木の芽が入っていて、この一味が絶妙な春の味を醸し出していました。
・アンチョビとツナのカナッペ
・・・ちょっと洋風に、目先の変わる一品です。
・筍ひめ皮と若布の吸い物
・・・季節感があって、お出汁との相性が良くホッとします。
<山独活とほたるいかの酢味噌>
・・・ほたるいか、まさに今が旬です。
山独活ほろ苦さと甘み、ほたるいかのわたのねっとり感。
酢味噌のさわやかと合わさって、上品な味わいでした。
<もずく酢>
・・・針生姜が乗って、薄味。
さっぱりともずく本来の味を楽しめました。
<筍木の芽焼き>
・・・皮付きのまま焼いてから切って出されます。
皮付きで焼くと、甘みと香りが閉じ込められて
食べた時に感じる筍の美味しさ倍増です。
<行者にんにくの卵とじ>
・・・“行者にんにく”の名前の由来は
行者が修行の際に滋養の為に食べたと言う説と、
滋養が付きすぎるので修行の際に禁じられたと言う間逆の説と。
いずれにしても滋養が付く事に変わりないですね。
卵とじに入っていると、くせも無く歯ごたえが楽しめて美味しいです。
<バイ貝の刺身>
・・・中村板長のお勧めで、富山産のバイ貝のお刺身を頂きました。
刺身皿の上はこれもまた富山の名産白えびの刺身も。
バイ貝の肝もあって、グロテスクな見た目と相反して、ネットリと甘く臭みも少なくて美味しい!
さらに富山特産の昆布巻きかまぼこ。上等な魚のすり身を使用しているのか、歯ごたえがよく、これがまた美味でした。
<たらの芽の天麩羅>
・・・ほろ苦い山菜の味。お酒に合いそうです。
<あこう鯛煮付>
・・・これも中村板長お勧め。あこう鯛は脂が乗っていてながらしつこくは無く
味付けも絶妙な濃さで、箸が止まりません。
付け合せの牛蒡も味が染み込んでいました。
<茶碗蒸し>
・・・海老、銀杏、百合根、椎茸、蟹などなど具沢山!
出汁を食べる料理だけあって、ふるふるの出汁たっぷりの一品でした。
お店のカンナさんとノブコさんも笑顔でお料理を運んでくれました。
美味しい日本食を堪能できるお店です。
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