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2011年 10月 31日 (月)

シャキシャキ! キャベツの産地を訪問

by archives

10月に入社してはじめて、
愛知みなみ 常春部会 特別栽培研究会を訪れました。



特別栽培研究会(以下、特栽会)では、
極力農薬や化学肥料を使わない栽培方法に磨きをかけて集まった方々で
構成されます。

愛知県はキャベツ生産量が日本一であり、
特に愛知みなみのある渥美半島の冬キャベツ(11月〜3月ごろ)は有名で、
まさにこれからが本番です。



こちらは、特栽会の代表 菅沼さんと、青果販売担当の田中さん
あと3週間で立派な大きさになるというキャベツ畑に案内してくださいました。




「早く大きくな〜れ」と おまじないしたくなるほど。


私は農家での前職で学んだキャベツの知識をもとに・・・
冬キャベツは身がしっかりしているから、
ロールキャベツなどの煮物にするのもおいしいですよね?

と質問を投げかけると、

身がつまっている分、
千切りなど生で食べるのもシャキシャキとした食感が味わえるし、
甘くてこれがまた美味しいですよ


と教えてくれました。



いわゆる脱サラ農家の菅沼さんは、
農業はもちろんのこと前職のお話もアツく語れる方。
ご自分が納得されるところまで取り組まれているという人柄が
伝わってきます。


反対側の畑を見せていただくと、
台風の被害を受けて まばらにしか育たなかったというキャベツの様子が
目に入りました。




ほんの少ししか離れていないにもかかわらず、こんなにも違うなんて・・・
残念な気持ちの半面、
残ってくれたキャベツたちに感謝の気持ちが湧いてきました。



こちらは、菅沼さんご自慢の畑。
隣とのキャベツの幅は28センチ、うね幅60センチというこだわりです。
菅沼さんの畑は濃い赤土の粘土質で、栄養たっぷりであることがわかります。




まだ小さめのキャベツは、
さきほどの畑とは違って、収穫時期は半年先の3〜4月ごろとなります。
寒い冬にグっと耐えてジワジワと成長するることで、
その旨みを中に閉じ込めることでしょう。



集荷場では、梱包されたキャベツを発見しました!




とんかつやさんの千切りキャベツや、バーニャカウダの生野菜として
いただくのも、おいしそう!


特栽会のキャベツの登場が待ちきれない今日この頃です。



by ゆり


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