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2009年 8月 3日 (月)

中曽根農場の蕾たち 〜ブロッコリー収穫報告〜

by ちゃーりー

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ブロッコリーの森
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一本の道をつくるにも一苦労
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補虫シート
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フェロモン剤による防除
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秘密兵器!輪っか
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収穫したての蕾たち
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きれいに切りそろえます
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ぴったり詰めるのは難しい
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氷詰めにして鮮度保持
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平べったい氷
中曽根農場 ブロッコリー 収穫視察

まつのの契約農場である 長野菅平 中曽根農場
ブロッコリーが最盛期を迎えています。

収穫は 朝5時頃から
ブロッコリーの葉ってとても大きく、背丈も結構なもの。
お尻ぐらいまで高さがあり、畑を歩くのも一苦労です。


畑の間に出来た 1本の道。
中心部にできるブロッコリーを収穫するため、
2畝ごとに 葉を切り落とし、
畑に入っていく道をつくっていきます。
その切り落とし作業だけでも非常に時間がかかり、
ずっと中腰での大変な作業です。


フェロモントラップで補虫し、
どんな虫が発生しているか、確認。
この種類や数によって、
防除方法や薬の使用を検討しているんだそうです。


写真は、フェロモン防除剤の一種

羽虫の多くの雄は、雌の出す性フェロモンにより
雌の位置を感知し、交尾に至ります。
この十字に伸びた棒から、性フェロモン剤を
大気中に大量発生させることにより、
雄に雌の位置を出来なくさせ、交尾を阻害することができます。
それにより子孫ができないため、
次世代の虫発生が抑えられるという効果があるもので、
もちろん、このフェロモンは人体に害はありません。



大きさがきれいに揃ったものを収穫するために
こんな秘密道具が!
輪っかをあてて、穴の大きさになったら収穫。
もちろん、手作りです。
収穫に使う包丁には、茎の長さを測れるように線が引いてあり、
それにあわせて、畑で切っていきます。




収穫されたブロッコリーは
コンテナに詰められて、作業場へ


ブロッコリーは、キャベツの仲間のアブラナ科の植物
「もこもこ」のひとつひとつが 花の蕾なんです。
育っていくとちゃんとかわいい花も咲くんですよ。



作業場で、再び茎を切りそろえます。



発泡スチロールに 詰めていきます。
蕾を傷めないように、ひとつひとつ きっちりと・・・
これがなかなか難しく、私がやらせてもらっても 
15個うまく入りませんでした。
役割分担がされており、
運び込まれてきたブロッコリーは 
次々と梱包されていきます。



ブロッコリーは、
呼吸量が多く鮮度の劣化も激しい野菜。
鮮度とおいしさを保つために、
発泡スチロールに詰めてすぐ氷詰めにします。

 
野菜を傷めず、溶けにくいように調整された 
平べったく薄い氷。


収穫・梱包されたブロッコリーは
まつの菅平集荷センターに集められ、
レタスやサニーとともに 
毎日 平和島・大阪のまつのへ届きます。

菅平 中曽根農場のブロッコリーは
10月初旬まで収穫予定です。


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