今日の日本列島は寒波に覆われ
各地でこの冬一番の冷え込みになりました

都内でも通勤時に初雪が見られましたが




冬レタスの出荷が本格化してきた
熊本、八代地方も先日来、冷え込みが厳しくなっております


八代オーガニック研究会の亀山さんは
気候のブレとレタスの品質のブレに苦慮していました




レタスの出荷が始った11月中は暖かい日が続き、降雨も多く、

出荷が始ったばかりのレタスには
変形玉やねじれが多く発生してしまいました

涼しい気候を好むレタスは
気温が高い中、水分を多く摂取すると
生育が一気にすすみ、きれいな球形になれません
また、病気も発生しやすくなり、食味も落ちます

かといってあまり寒すぎても生育がすすまず
固くなってしまいます


生育が不順で形も大きさも不揃いになってしまいました


順調であれば12月下旬に収穫する予定のものが
生育が進みすぎてすでに収穫期を迎えてしまいました

亀山さんは1〜2月の厳寒期を乗り切るために
ハウスで6つの品種を作っています
それぞれの気候特性に合う品種を複数植え
作付けも多め多めに行うことでリスクの分散を図っています




天気予報によると年末に向けて寒さも和らぐとの事で
今後いい方向に向かってくれる事を祈ります


目の覚めるような鮮やかな赤・・・ビバロッソ





ロメインレタスも生育がすすみ収穫に大童


一昨年就農し、夏にはまつの菅平で研修した
亀山直幸さん（右）と島田圭太さん（左）の二人も元気に作業しています



八代オーガニック研究会のレタスは
厳しい冬を乗り越え暖かい春を迎えるまで出荷が続きます