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2012年 8月 2日 (木)
中間地点としての役割【まつの菅平集荷センター】
by ジュニア野菜ソムリエERI
こちらは
まつの菅平集荷センター
取材に伺った日も
吉川文夫センター長
はフォークリフトを自在に操り、
忙しく作業を行っていました。
菅平センターには、地元産だけでなく、群馬県産のものを含め、
玉レタスやリーフレタス、キャベツ、果菜類など、
たくさんの野菜が集まります。
でも、9割くらいは
中曽根農場
さんの野菜が占めていて、
品質にあまりバラつきがなく、安定供給を可能にしています。
取り扱う品目数の多さと、
コンテナだけでなくダンボール箱での出荷というのは、
川上センターと大きく異なるところですね。
コンテナの回収が困難な業者様にはダンボール箱を使用。
でも、コンテナだとゴミが出ないし、
雨でも作業ができるというメリットがあります。
菅平センターにも大きな保冷庫が完備されていて、
中にはたくさんのコンテナや箱がぎっしり…
保冷庫は4℃に設定されています。
通常、青果市場などは5℃で設定しているところが多いようですが、
レタスの鮮度保持を考えて4℃としています。
また、入り口にはエアカーテンがあるので、
しばらく開け放しても庫内に影響はないそうです。
吉川センター長は、
トラックが到着する頃を見計らって、
すぐに積み込めるように、
コンテナやダンボール箱を移動したり、
保冷庫に入れたり…と、とっても忙しそうですが、
「ここには契約野菜しか入ってこないため、
畑から届いた野菜をすぐに真空予冷をかけ、保冷庫に入れ、
そのままトラックに積むことができるので、
このセンターはとても合理的に機能している」
と話します。
また、その日の野菜の様子を見て、
品質についてできる限り細かく正直に
先方にお伝えしているそう。
生産者様とお取り引き先様との中間地点として、
まつの菅平集荷センターは責任をもって野菜を管理し、
最大限の努力と工夫を重ね、
鮮度を保ったまま出荷先へと送り出しているのです。
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