石川県産食材求評懇談会
by ジュニア野菜ソムリエDeco
『石川県産食材求評懇談会 2012夏』に参加してきました。
会場は、代官山の
『リストランテASO』
会場に入って、最初のブースは
『北形青果』です。
加賀野菜、能登野菜、旬の果物が目を惹きます!
写真は加賀れんこん、打木赤皮甘栗かぼちゃ、加賀太きゅうり、ヘタ紫なすなど。
試食には、打木赤皮甘栗かぼちゃのニョッキ・バニラソース風味が提供されていました。
オレンジっぽい色の果肉はとても甘く、バニラソースによく合います。
今日の試食品は、すべて
リストランテASOの統括料理長・高松優氏のオリジナルメニューです!!
それも今回の懇談会の楽しみの一つです!
隣のブースは
『高農園』さん。
こちらには、使ったことのない珍しいお野菜がたくさん並んでいました。
なすだけでも「ローザビアンカ」「リスタデガンジア」「みどりなす」など、数種類!
シェフのリクエストに応えて、年間約200種類のお野菜を栽培し、北は北海道から、南は九州まで全国のレストランに出荷しているとのこと。
野菜ソムリエの資格を持つ高さんはそれぞれのお野菜の美味しい食べ方も詳しく教えてくださいました。
石川県の戦略作物のブースでは、
「中島菜」や「金時草」を使った加工食品を紹介されていました。
ギザギザの緑の葉を持ち、軽い辛味と苦味がある中島菜はツケナ類の一種です。ビタミン、ミネラル類をバランスよく含み、ビタミンCは小松菜の3倍含まれます。血圧上昇抑制の効果が高いことから、健康野菜として注目されているそうです。
お茶や粉末、こんにゃくなど、いろいろ紹介されていましたが、個人的には手延うどんや米粉めんを試してみたいと思いました。
『本田農園』さんでは、中玉トマトの「華小町」と「フルティカ」の食べ比べと「華小町のまるごとぜりー」の試食ができました。
果皮が薄くフルーツ感覚で味わえる「華小町」のゼリーはデザート感覚でいただけました。
『海士屋文四郎』さんでは「イワシの糠漬け」で作ったバーニャカウダで人参、きゅうり、パプリカを試食しました。
少しつけただけでも、イワシの味がしっかり味わえました。
イワシやイカの内臓や頭、骨を塩漬けして発酵させた魚醤油「いしる」の試供品をいただいたので、お料理に使ってみたいと思います。
今回の懇談会にはお米もたくさん出展されていました。
こちらは
『和多農産』さんの「ミルキークイーン」で作ったリゾット。
もっちりとした「ミルキークイーン」と甘いシャキシャキした食感のコーンのコントラストが楽しいリゾットでした。
こちらは
『たけもと農場』さんの国産イタリア米「カルナローニ」のリゾット。
同じリゾットでも、お米が違うと口当たりが全然違います。
貝殻の器も素敵!
そのほか、「渡津蛍米コシヒカリのサラダ仕立て・カラスミ和え」、「奥能登棚田米コシヒカリのスープリ(ライスコロッケ).ボロネーゼソース」、「能登産もち米の焼きリゾット・キノコ風味」など、高松シェフがひとつひとつのお米の良さをだせるよう考えられたお米料理を堪能しました。
『華の蔵』さんでは「しそジュース」と「しそジュース」のソルベをいただきました。
さっぱりとした酸味は夏場の疲労回復や食前酒、デザートなどいろいろ使えそうです。
最後は、石川県産最高峰のぶどう
「ルビーロマン」
写真を写していたら、「もう一枚撮ってください!」と500円玉を並べてくださいました。そうしないと、この大きさはわかりませんね!
ルビーロマンは、国内トップレベルの粒の大きさと美しい赤色が自慢だそうです。糖度が高く、果汁も豊富で甘くてジューシー!!皮ごと美味しくいただきました。
普段なかなか目にすることのない石川県産のお野菜や果物をたくさん味わうことができ、生産者の方にも直接お話を聞くことができ、とても貴重な時間を過ごせました。
参加させていただき、どうもありがとうございました。