2012年 11月 12日 (月)
トキタ種苗農場オープンデーで見つけた美味しい新作野菜たち
by ジュニア野菜ソムリエfumika
2012年11月8日・9日の2日間、
「 トキタ種苗 大利根研究農場オープンデー」が
開催され、私は2日目の11月9日を見学してまいりました。
初めての農場見学、ドキドキしながら会場へ足を踏み入れると、
入口を入ってすぐの場所で出会ったのは、
イチゴ型ミニトマト「 トマトベリー」の特設コーナーでした。
そこでは、かわいらしいハート柄パッケージに入った「 トマトベリー」と
食育活動への活用実例や、加工品(ジュースやジャム)の紹介、
全国生産地マップの展示がされていました。
「まつの」本社がある関東でも、こんなにたくさんの生産者の方が
「 トマトベリー」を栽培しています。
さて、今回の展示ですが、トキタ種苗の露地栽培野菜の展示を主として、
7つのビニールハウス内を見学することができました。
また、新作野菜の栽培講習会や、試食コーナー、花・家庭菜園苗の直売所もあり、
トキタ種苗創業95周年記念講演も行われていました。
まずは講演会を聴講。写真はエジプトの耕作地の様子ですが、
ここで作られた作物は、既に日本に入ってきているのだそうです。
次に向かったのは、新作野菜の試食コーナー。
まずは、「 カリフローレ」と九条ねぎのお味噌汁をいただきました。
歯ごたえのある食感を残して茹でた「 カリフローレ」には
甘みも感じられ、 とれたて野菜のパワーで元気になりました!
続いていただいたのが、 新作野菜の盛り合わせ。
奥から時計回りに、柔らかな食感のベビー白菜「 娃々菜(わわさい)」の
チョレギサラダ、甘みのある「 ちゃんこ葱」の煮びたし、
ボイルした「 カリフローレ」、
そしてスティック状フェンネルの「 スティッキオ」。
真ん中のコーンはぷちっとした食感が特長の
甘〜い「 ミルキースイーツ」です。
どれも味わい深く、今回の調理法以外にも
たとえば「 スティッキオ」を焼いたり、蒸したり、と
いろいろな調理法を試したいと感じました。
そして本丸の農場へ。
ここにもありました!少しずつ色づき始めた「 トマトベリー」。
見学した作物で、最も意外だったのは、畑で見る「 スティッキオ」の姿。
店頭で見られる姿は上の葉がついていないので、新鮮な驚きを覚えました。
少し近づいてみるとこのように見えます。
この「 スティッキオ」は、露地・ハウスのほか、水耕栽培もされています。
「土の下はどうなっているのだろうか。」と興味津々でしたが、
どなたかが通路にのこして行かれたものを見ますと、
露地栽培のものはこのように、下へ下へと根を伸ばしているようです。
最後に立ち寄ったのが、例の特設コーナーで行われている
「 トマトベリー」と、一般的なミニトマトの食べ比べ。
それはもう、最後を飾るにふさわしい衝撃的なお味。
甘みと酸味のバランスが絶妙で印象深かったのです。
「 トマトベリー」は、関東では「紀ノ国屋」などで
取扱いがあるそうです。
今回のオープンデーでは、農場の見学に夢中になり
直売コーナーの存在に気づいたのは、会場を後にしてからでした。
野菜たちが実際育つ様子を拝見したことですっかり愛着がわき、
今すぐ「 トマトベリー」と「 スティッキオ」を調理したくなりました。
(自宅で育てるのもいいですね!)
これからさっそくお店へ探しに出かけます。
個性的で美味しい野菜たち、みなさんも、
よろしかったらお気に入りを探しに行かれてはいかがでしょうか。
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