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2014年 1月 1日 (水)

「きっぽし」づくり、最盛期!

by ジュニア野菜ソムリエERI



新年明けましておめでとうございます。

今年も野菜・果物のある生活を
めいっぱい楽しみながら、
美味しい情報をたっぷり
お届けしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します!

皆様にとって、
新たな一年も笑顔あふれる
素晴らしい年になりますように…!!




さて、私の住む山梨県では、
干し芋のことを
「きっぽし」と呼びますが、
北杜市白州町鳥原平では、
今、まさに「きっぽし」づくりが
最盛期を迎えています!


自然豊かな南アルプスの麓で
生産〜加工までを一貫して行っている
農業組合法人鳥原平
その様子を以前取材・撮影しましたので、
ご紹介させていただきますね。



白い皮が特徴の干し芋用品種
【タマユタカ】
収穫後、1ヶ月ほどおいて
追熟してから加工します。





まず、機械で洗浄してから
40分間じっくりと蒸した後、
手作業で皮を剥いていきます。






イモがしっかり冷めてから、
適度な大きさにスライスして、
ハウス内の網の上に次々と並べていき、
干して水分をとばします。





この日も地元のおばちゃんたちが
手際よく作業をこなしていました。





このように大量のきっぽし
ずらりと並ぶ様子は圧巻ですね!




こちらは丸干しタイプのもの。
小さくて細い芋はスライスせずに
そのまま乾燥させます。


1週間ほど干したら出来上がり。
完成したきっぽし
このように袋詰めされて
直売所やスーパーなどの店頭に並びます。




カルシウムや鉄分といったミネラルや
ビタミンが含まれている干し芋は、
特にカリウムと食物繊維が豊富で、
むくみや便秘の解消に一役買ってくれるでしょう。
もちろん、添加物などは不使用なので安心・安全!
そのまま食べるのも美味しいのですが、
オーブントースターなどで加熱すると
ふっくらやわらかくなり、
子供でも食べやすいおやつに。

サツマイモを長期間保存しようと
先人の知恵がいきた保存食きっぽし
冬のおやつにいかがでしょうか?





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