「ファクトリーロー」

三軒茶屋にある炉端焼きダイニングに行ってきました。
音にも空間デザインにも凝っていてお洒落な感じ。
三軒茶屋ということで少し狭い感覚でした。
カウンターには炉があってカウンターから焼いているところを見ながら食べられます。
メニューも野菜や魚の炉端焼き、蒸篭蒸し、干物等、赤い鍋（トマトベース）白鍋（コラーゲン）とあり、楽しめそう。

お通しは・・・
＜さめの軟骨の梅肉和え・ほうれん草のおひたし＞
さめの軟骨は歯ごたえもあり、美味しかったです。
ほうれん草はおひたしの定番ですね。

＜長いもの炉端焼き＞
味噌と塩をつけていただきました。サクサクで甘くて香ばしかったです。
これは美味しい。

＜しいたけの炉端焼き＞
肉厚で大きいしいたけには、だし醤油が塗ってありました。
七味唐辛子で頂きました。
お好みで醤油などで頂いても美味しそう。

＜鰤の蒸篭蒸し＞
水菜とブラウンえのきが下に敷き詰められています。
彩りもきれい。薬味はもみじおろしとネギ。
出汁に野菜をぶりで包みつけて食べました。蒸すことで、余分な油も落ちて
口当たりがふわっと。野菜のうまみが鰤に絡んで美味しかったです。
これも、ぽん酢でもいけそう！

＜真あじの干物＞
ふっくらしていてとっても美味しかったです。
焼き方しだいで味もかわりますね。

＜赤の鍋＞
トマトベースのスープで野菜と魚介の入った鍋。
中身は帆立、海老、いか、鱈、トマト、パプリカ、ベビーコーン、オクラ、ズッキーニ、
カリフラワー、ペコロス、新ジャガイモ、ブロッコリーニ茎。
味はトマトの味がしっかり出ていて美味しかったです。
季節の野菜とうたっている中にこの冬場にズッキーニ、オクラ、ベビーコーンを入れてしまうのはいささか納得がいきませんが、愛嬌で。
完全に調理されて出てきたので、野菜を入れるタイミングも楽しめたらもっと良かったなと思いました。

〆は＜雑炊＞
五穀米入りのご飯。
五穀米もだいぶ定着してきましたね。
雑炊にしたもので、粉チーズを降りかけていただきました。
野菜と魚介の出汁をたっぷり吸い込んだリゾット風雑炊でとても美味しかったです。最後はイタリアンな雰囲気になりました。これは、止まりません。つい食べ過ぎてしまいそう。

デザートは、
＜杏仁プリン＞
濃厚でとろけるプリンのような杏仁でした。これは、女性には喜ばれる味だと思います。
更に、お口直しで一口大のアイスも頂きました。

今回一番残念だったのは・・・
明らかに夏が旬の野菜が鍋に入っていた事。
こういう季節こそ鍋で煮込まれた根菜で暖まりたかったなぁ。

蒸しものがあるのはとってもいいと思いました。
体にもいいし、そのままの味も堪能できる意味では好評価してしまいます。

雰囲気もいいし、音楽もいいし、デートなどにはいいかもしれません。