2009年 4月 14日 (火)
京都「葱屋平吉」
by ピーチ
ねぎぬた
薬味葱
焼きトマトのサラダ
ししとう焼き
焼きそら豆(さや)
焼きそら豆(豆)
焼き筍
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3月某日
京都「葱屋 平吉」
京都の葱専門店
小料理屋さんが並ぶ路地を歩くと、この店の大きな文字の看板が目に飛び込んできます。
店内に入ると、板場から活気のある若い男性スタッフが声をかけてくれます。
まだ夕暮れ前だったので、客席に人も疎らでしたが入りやすい雰囲気。
ライトな居酒屋風な空間。
「葱屋」と謳っているだけあって葱料理のメニューが並んでいます。
群馬、茨城、埼玉、北海道など全国各地の葱が揃っていて、
炭焼きや葱すき焼きなども評判のお店だそうですが、
今回は野菜をメインにいただきました。
それよりもテーブルに座ると
葱の山盛りが普通に醤油などと一緒に揃えてあるあたりもさすが葱専門店!
どんな料理でも葱をかけて!ってことですよね。
女性は副産物の“匂い”に要注意です。
お通しは
<ねぎぬた>です。甘くて美味しい。
早速葱料理を注文。
<葱じゃこ豆腐>
お豆腐の上に九条葱と炒めたじゃこがたっぷり!!
じゃこのカリカリ感と葱のシャキシャキ感が良いのですが、
若干油っぽいところがちょっと残念。
でも美味しかったです。
ドレッシングにも葱油が入っているようですね。
<焼きトマト入りサラダ>
ミニトマトが炭焼きになっていて水菜、新たまねぎ、にんじんが入っています。
さっぱりした感じが良いです。
トマトを焼くと甘くなるので美味しいですね。
<ししとう焼き>
炭焼きした大きなししとうに大きく削った鰹節がふりかけてあります。
パリッと歯ごたえのあるししとうの甘さと香り、そしてほのかに辛さがジュワァッと。
<そら豆焼き>
これも大ぶりで満足です。
中を割って一粒づつ出して黄緑のかわいい薄皮を剥いて・・・
この地味な作業が楽しかったりします。
春の気分を味わえました。
<たけのこ焼き>
こちらも本場ものを堪能しました。
筍特有の自然の香りで、後味に残る渋みも少なく柔らかめでした。
木の芽が良いアクセントになっていました。
野菜は焼くのが一番シンプルで美味しいですね。
春の優しい野菜は何もつけずに、軽くお塩で頂くのが一番春味を堪能できるような気がします。
京都ではこの時期どちらのお店もたけのこがふんだんに使われていて
個人的に大好きなので自然と笑顔になってしまいます。
タクシーの運転手さんからは
「京都のたけのこは値段の差も激しいから買うには注意した方がいい。
安くて最高に美味しいものを仕入れることは絶対できるから、是非探してみてくださいね」と。
京の台所「錦小路」でも筍を沢山目にしましたが、値段は本当にまちまち。差が激しいですね。
「葱や平吉」さんは都内にもあるので機会があればまた伺いたいと思います。
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