11月21日(日)と22日(月)に
菜食ビューティー講座を行いました。

今月のテーマは
体内時間を知る

講座の最初の20分はインナービューティーのミニ講座です。

毎日、何気なく食べている食事ですが、
食べる順番によって少量しか食べていないのに太ってしまう人、
結構食べているのに、太りにくい人に分かれる、
というデータもあり、それらの具体例をミニ講座でお話しました。

体質と思われがちですが、人の体の体内時間を知っていると、
どうして朝は食欲のない人が多いのか、
夜遅く食事をすると胸焼けしやすいのか、
などもわかってきます。

今月のテーマのお話の後は、
柿の食べ比べを行い、柿を使った美容ジュースも楽しんで頂きました。



柿は甘柿の代表　富有柿からおけさ柿
もう一種は渋柿の代表　筆柿(別名：吊るし柿)です。



筆柿は注意していると一般のスーパーでも売られていますが、
初めて見るという方も多く、新鮮だったようです。
しかし、まだ熟していないので、渋柿とはどういうものか、
少しかじって頂く程度に試食して頂きました。
（写真下が筆柿、上がおけさ柿）
富有柿のおけさ柿は糖度が高くて期待を裏切らない美味しさでした。

柿の美容効果も解説。
柿の果肉のオレンジ色はカロテンによるもので、
美白やシミの元凶を薄くするＬシステインとビタミンＣも
入っているので、
中には柿を食べず嫌いだったという生徒さんも
終わる頃には柿好きになって頂けました。



柿の美容効果の説明の後は、
その場でミキサーで作った柿となしの美容ジュースの試飲です。

柿になしを加えると、柿のトロトロ食感をサラサラにして、
飲みやすくなります。
また柿をジュースとして頂く事も少ないので、
ご家庭でも熟しすぎた柿などを利用して楽しんで頂けるよう、
作り方の説明と、プリントもご用意しました。



次は今月のテーマ野菜、大根の食べ比べです。
左から紅芯大根、黒大根、レディーサラダです。



どの大根も初めて見る方が多く、特に紅芯大根の外見と、
中の色鮮やかさにすっかりファンになった方もいらっしゃいました。



逆にレディサラダや黒大根は表面の色とは対象に、
中が真っ白なのに驚く方も。

野菜も見た目とのギャップがあると人を魅了するようですね。

いろんな種類の大根がありますが、大根共通の美容効果や、
色によって入っている成分が違うことなどを説明致しました。



ビューティーレシピは大根と柿を使ったなますの試食です。

お正月に頂く大根とニンジンのなますと違い、
柿の甘さがアクセントになり、
洋風のビネガー漬けのような味になるのが特徴です。

最後の30分はティータイムです。



お茶菓子にあんぽ柿をお出ししました。
柿の食べ比べで渋柿として紹介した筆柿も
２週間〜１ヶ月、皮をむいて干すだけで、
砂糖漬けのように甘くなるから不思議ですね。

お砂糖が入っていないのに、かなり甘く、
干し芋と似た食感が人気でした。

食べず嫌いだった方たちが、この講座を通して知ることにより、
その野菜や果物が好きになって帰って行ってくださるのは
とても嬉しいことです。