<< 前のページへ 2009年6月の記事 次のページへ >>
2009年 6月 18日 (木)

旬の野菜〜水なす

by admin

_90_85_83i_83X.jpg
_90_85_89_D6_8Eq.jpg
大阪泉州地区の地場野菜。 不思議なことに、他の地域で作ってもおいしい水ナ
スには育ちません。
果肉を絞れば、水が滴り落ちるほど。

なすは本来、灰汁(あく)が強く生食にはむかない野菜なのですが
水なすに関しては灰汁が少ないので、生でも食べれるのです。

水なすは水分が多いとよく言われますが、実は水分は普通のなすと殆ど一緒で
約95%が水分(普通は94%)。
違うのは水分を多く出す構造をしている肉質。 噛んだ時の水分の広がりは普通
のなすの1.5倍!!だそうです。
だから水分がすごく多く感じるんですね。
 
水なすの美味しい食べ方の 一番のおすすめは浅く漬けたぬか漬け。
ぬか床に丸ごと漬けて半日から一晩。周りが漬かったかなーという状態で取り出
します。
水なすは金気を嫌うので、包丁は使わず、”手で裂いて食べる” のが本場流
生姜醤油を少しつけても絶品です。
また、ほんのりとした甘みを生かして生のままちぎってさっぱりとサラダにしても。
また、揚げれば外はサクサク、中はとろっと。普通に料理しても美味しいのです。

夏に向け暑くなってくるこの時期、みずみずしくて美味しい水なすをつまみに
ビールでも一杯??どうでしょうか。
体を冷やしすぎないように生姜も一緒に食べてくださいね。


<< 前のページへ 次のページへ >>









RSS