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2009年 9月 12日 (土)

千葉香取視察報告〜大栄愛娘

by admin

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香取市は千葉県の北東部に位置し、
温暖な気候により一年を通じて米、野菜、畜産など多彩な品目を生産する農業地帯です。

千葉県はさつま芋の生産量日本一で、
その中でもブランド品として「大栄愛娘(まなむすめ)」の生産に力を入れ、
土作りや収穫時期、農薬の使用、収穫時期、出荷時期など
栽培協定を結び、厳しい栽培基準を設け、
食味や品質などいろいろな面でも日本一を目指しています。

愛娘は大栄地区で長年研究を重ねた結果生まれた
甘みが強く、やわらかい肉質が特徴の
美味しさにとことんこだわったサツマイモです。

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愛娘の圃場を視察してまいりました。

今年は、曇りが多かったですが雨量も少なく、
積算温度も高かったので出来の方は各生産者とも良好。
8月に入ってから害虫が急に増え葉が食べられてしまいましたが、
この程度では特に影響はありません。
今年はすでに11月の出荷に向け100コンテナの収穫が終了しています。
まだ、中心サイズはMですが、9月に入り天候も良く肥大し始めました。

毎年出荷前に生育状況の検討会が行われ
各生産者が一同に会し、生育状況を報告し
他の生産者、農協担当者たちによって品質や作柄などが話し合われます。

愛娘は美味しさを追求するため、
収穫後45日は熟成させます。
熟成によって、でんぷん質がアミノ酸や糖質グルタミン酸に変わり、うま味と甘みが増します。
11月15日以降にしか出荷されません。
11月15日以前に出荷したものは「千葉紅」として販売され、
愛娘というブランドでは販売できません。
また、出荷前に食味検査を行い合格したものだけを出荷します。
このように厳しい条件をクリアしたものだけが「愛娘」として販売できるのです。
愛娘が最も美味しくなるのは、来年の2月〜3月です。

産地を訪問してみて

どこにも負けない美味しいサツマイモを作る!という
生産者のみなさんの強い意志、意気込みを感じました。
美味しい味を追求する為、皆さん研究熱心で
強いこだわりと自信、情熱を持って生産、出荷されています。


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