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2010年 2月 20日 (土)

静岡菊川レタス

by admin

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好天に恵まれましたが風がとても強い!この地域の特長です。
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今のレタスは絶好調!やわらかく甘いレタスです!
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強風の中の作業は大変です
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コンテナにきれいに詰められたレタス
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新聞紙で保護され出荷準備完了です
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菜の花も風に飛ばされそう・・
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塚本さん
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深川さん
今回訪れた静岡県は
温暖な気候と肥沃な土地に恵まれた
農作物の栽培にとても適しているところです。
中でもトマト、レタスはその品質の良さで有名です。

昨日までの悪天候が嘘のような好天に恵まれ
日差しもやさしく暖かな一日でした。

こちらのレタスは昨年の大型台風18号によって塩害が発生し
また12月〜1月までの冷え込みによってずっと不調でした。
生産者の塚本さん、深川さんには
大変なご苦労をされて、出荷いただいておりましたが
2月に入ってからここのところ絶好調です!
出荷量もだいぶ増え、品質も良好です!


生産者の塚本さんは今年で農業を始めて3年
学生の頃から農業にあこがれ、一般企業に就職した後、
青年海外協力隊に参加しザンビアへ。
現地の学校で農業を指導していました。

日本に帰国してからも農業への夢は捨てきれずに
新規就農希望者への農業研修制度、独立支援を経て独立。
生産農家としてひとり立ちしました。

塚本さんのレタスつくりのモットーは
安全でおいしいレタスを作ること。
露地栽培なので作業が天候に左右されてしまうことがとても苦労するところだそうです。

愛情をそそいだレタスがイメージしたとおりに育ってくれて
品質のいいレタスが出来たときが一番うれしい!
と語ってくれました。

塚本さんの今の目標は
冬に特別栽培でふわっとした甘い大玉のレタスを作ることです。
毎日レタスに愛情をそそぐあまり、
夜中に畑で作業をしていたところ
不審者と間違えられて警察に逮捕されそうになったそうです・・・ 

塚本さんから一言
「まだまだわからないことだらけですが、いいものを作ろうという意欲だけは誰にも負けないつもりです!これからもよろしくお願いします。」



深川さんは北海道大学大学院修了後、
当時付き合っていた子の実家でアスパラを作ろうとしましたが
母親に号泣しながら猛反対され断念…。

一般企業に就職し、営業活動をしながら
ITで農業に対するビジネスモデルを模索していましたが
実際に農業をやってみたいという想いはどんどんつのっていきました。

農業IT研究会で聴いた公演に心を揺さぶられ、
1年間の苦悩の末、農業の世界に飛び込むことを決断しました。
その時もまた母親に号泣しながら猛反対されたそうです・・・

深川さんは2年間の研修期間中、
群馬と静岡を行ったりきたりしながらレタスの栽培を習得しました。

独立後は
冬のレタス、夏のトウモロコシ、エダマメの栽培をスタート。

独立してすぐに台風で大きな被害を受けたり、
病害虫に悪戦苦闘したり…。
でも、深川さんの中での合言葉は「飄々と」。
焦っても、いい仕事はできないし、周りに悪影響を及ぼすので、
問題があったときはすべて自分の責任と考えて自己完結するようにしているそうです。

農業をやっていてよかったなぁと思う時は
何よりも自分の納得いく作物を作って出荷できた時。
そしてそれを食べた人から「うまい!!」の一言をいただいた時。
その時が一番喜びを感じられる瞬間だそうです。

農業と関わることは
本当に自分を育てることができると実感する日々だそうです。


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