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2010年 4月 18日 (日)

雪の下人参

by トマトラヴ

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私たちが作っています
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ここが畑?と思う雪原を除雪していくと
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後ろの雪の高さでどれだけ深く掘ったかがわかります..
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かじかむ手を我慢しながら掘っていきます
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雪の下で甘くなった人参たくさん食べてほしいです!
寒さの影響で生育が悪いと良くないニュースが続く中、その寒さを利用して美味しくなった野菜が入荷しました。

新潟県津南町から「雪の下人参」が入荷です。

秋に育った人参をそのまま掘らずに雪の下で越冬させた人参。

雪の下では温度が一定(0℃)低温で保たれた場所で越冬した人参は、寒さから身を守るため、甘みを感じる成分のアミノ酸を多く作るのだとか、このため、糖度が普通の人参と比較しても2度ほど高くなります。

更には、人参独特のクセも少なく、雪の下の適度な天然冷蔵庫にあったことで水分は抜けておらず、みずみずしく甘い食感の良い味わいの人参です。

【雪の下人参ができるまで】
有機質豊富な畑に7月頃に種を捲き、普通の人参のように育てます。

収穫時期を迎える秋、しかしこの時は収穫をせず、そのまま冬え突入。

2メートル〜3メートル積もった雪の下で冬を越します。

4月、大きな除雪を使い「ここが畑?」と思うような雪原を掘っていきます。
すると、下から、緑色の少し枯れた人参の葉っぱが出現。
そこからは手作業で、一つ一つ丁寧に彫っていくと、眠りから覚めた人参が顔を出します。

こちらの人参、生のままスティックで食べるのが美味しいですが、もちろんサラダや、加熱のお料理にも最適です。
ジューサーで絞っても、とびきり美味しい人参ジュースができます。
搾ったカスはパンケーキやハンバーグに入れても美味しいです。

見た目は普通ですが、食べれば違う美味しい人参。
人参が苦手な方でも、だまされたと思って食べていただきたい商品。
きっとおいしく食べられると思います。


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