長野県菅平遠景 まつの菅平センター スキー場の農地はまだ雪が積もっています 中曽根農場の育苗ハウス 苗さえあればなんとかなる！（中曽根農場長談） 御代田地区 マルチは貼ってあるが定植されていない畑 川上農場の畑は土が乾いています マルチを貼り終わり今月末には定植予定です

長野各産地状況について視察に行ってまいりました


春先からの天候不順、４/１６の降雪の影響について

＊菅平農場
先日の雪は２５センチ積もり、
４/１８の日中気温が６℃
センターへ宿泊しましたが、夜間は−７℃迄下がりました。
相当冷え込みが厳しいです。

畑の状況は菅平中心付近は大分溶けていますが、
スキー場付近の畑は５月に入らないと溶けない見込みです。
　
畑作りは土が完全に乾かないと肥料は撒けない為、１か月以上遅れる見込みです。
現状、マルチを張ってある畑は１枚もありません。


中曽根農場は、天候に関係無く例年通りのスケジュールで播種、育苗をしています。

中曽根農場長は
「畑作りが間に合わなく、植え付けが出来なく廃棄となっても仕方ない。遅れていても苗があればマルチ張り後植え付けからの作業が出来る！苗が無くては始まらない！！」
とおっしゃっていました。




＊小諸、御代田地区

例年は５月下旬から出荷しますが、マルチの張っていない畑が４割近くありこのまま見送る農家もいる様です。
残り６割近くは、マルチ張りはしているが、植え付けしていない畑と定植したが生育遅れの畑が半々でした。

このままの状態で今夏は畑に植えきれずに終了してしまうところもあるようです。
　　　　　　　



＊川上地区

雪の影響は無く、畑は乾いており
マルチ張り、肥料撒きの作業が目立ちました。

全体的に農家は気温が上がらない為、播種、育苗を遅らせていますが、順調に行けば６月２０日頃から出荷予定です。


今後は気候が安定してくれる事を切に願っています。