<< 前のページへ 2010年7月の記事
2010年 7月 3日 (土)

山の御馳走を頂く

by トマトラヴ

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本当に畑の真横。にょきにょき生えてます。
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やわらかい若芽。独特のさわやかな香りが漂います。
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あっという間にたくさん収穫
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こんなに野菜食べているの初めて見た!!
先日、長野の川上村を訪れ、産地視察であちこちの畑を見ていた際、今の時期の御馳走の話になりました。

すると、畑のすぐに生えている植物を指して「これ何だかわかるかい?」って...

「蒟蒻の木にも見えますが....」

「違うようどだよ。山うどさ」

えーーーうどってこんななの?

と、あたりを見回すと同じような葉があちこちに。

野生で生えているうどは初めて見ました。

うど以外にもわらびやぜんまいなどすでに時期を終わっているものもたくさん自生しており、古原さん曰く、

「6月は毎日山菜づくしなんだけんども、これが最高でね。だけど、やっぱり1ヶ月間毎日山菜だと飽きが来るんだよね。」

飽きが来るほど山菜を食べたことが無いのでその気持ちは分からず...

さてこのうど。

私たちが普段食べるのは根に近い茎の方ですが、山ではやわらかい新芽がごちそう。

若い芽を摘んでてんぷらにすると最高なのだそうです。

話を聞きながら摘んでいるとあっという間に大収穫。

折取った切り口からはうどの爽やかな香りが漂います。

なるほど美味しそうな匂い。

帰っててんぷらにしたら。美味しいではありませんか。

ほんのりとしたうどの香りと、山菜独特のほろ苦さがいい感じ。

と、びっくり。

野菜嫌いで今までほとんど野菜を食べない子が

バクバクと。うどを食べるなんて驚きです。

この味、大人の味ってわけではないのですね...

子供にも大人気の山の御馳走でした。

美味しい空気に自生する美味しい御馳走。山ならではの贅沢ですね。


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