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2010年 9月 17日 (金)

「ACC(アグリコラボレートサークル)岩手県」

by ししまる

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『賢治のトマト』 完熟状態で出荷してます。  
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オリジナルトマトジュース『賢治のトマト 飲むトマト』は岩手県知事賞を受賞
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【社員一同熱心に聞き入り中】  
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東京ビジネスサミットに展示された『きたあかり』  
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同じく展示品の『シンシア』
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【写真以外にも様々な野菜がズラリ】    
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【団体代表も勤める銀河農園の橋本さん】
「ACC(アグリコラボレートサークル)岩手県」

まつのの社員には実家が農家の社員が何名もいます。
その一人で岩手県でトマト(水耕・土耕)の生産を中心に行っている『(有)銀河農園』を実家にもつ社員がおります。

岩手県でドラッグストアチェーンを経営していた橋本さんが、
自分の病気を機会に『食』に対して深く考え、新規就農されて始めた農園です。

今までの農業の常識にとらわれず、常に明日の農業を考えながら、色々な方と様々な取り組みをされています。

ちなみに・・・『銀河農園』とは
■豊富なミネラル分を含んだ岩手山の深層地下水(地下150メートル)で調整した栽培用の肥料溶液を使用。

■使用後、肥料溶液を全て回収・再調整して科学肥料溶液の掛け流しは一切行わず肥料の減量化で環境にも負担をかけない。

■肥料中の窒素分を制限し、養液管理をすることで樹勢コントロールをし高品質なトマトを多く収穫できる。(スプレーポニック栽培)

■安全基準は『自分の子供にも安心して食べていただく食材を提供する』とし、不必要な農薬は乱用しない。

■害虫・細菌・ウイルス等の侵入を防ぐため、ハウス周辺の高温消毒除草、開口部に防虫ネットを張り、作業員の手洗いや履物の履き替えなど徹底した対策を行い、通常のトマト栽培に比べて農薬を約1/15に。


そんな銀河農園の代表である橋本さんが岩手県内の農家方と協力して作り上げた団体が
【ACC(アグリコラボレートサークル)】です。
この団体は岩手県の農家の中でも大規模経営されている9社が一緒になり
安全安心な岩手県食材を安定的に供給
することを目指して発足されました。


まさに まつの理念 と同じですね。

その理念が同じと言うこともあって、先日まつのへ団体の自己紹介を兼ねて商談にいらっしゃいました。

そのなかで団体の理念・特徴と同様、まつのもダイレクト物流を目指します。

ブローカーなど排除して 
産地 ⇒ 最終販売者 ⇒ 消費者へ という単純明快な流れの構築を行っていこうという考えのもと、様々な意見交換を行いました。

今後は【取り引き】ではなく【取り組み】として
長野県の自社農場や全国各地の提携産地同様、岩手県の産地開発も行っていきます。
ただの売り買い、安い高いなどの話ではなく数年後・十数年後の未来を見越した産地開発です。

野菜のプロ同士がお互いの知識を持ち合い産地開発に取り組みより良い野菜を消費者様へ届ける。
そんな共通理念があれば、きっと末永く付き合えるパートナーになれるのでは・・・。

ちなみにこの団体、先日行われた『東京ビジネス・サミット』にも「食」というテーマのブースに岩手県で野菜を作っている農業団体として出展していました。

最後に・・・

ACCのパンフレット中にある『岩手県産野菜で年中カレーライス!?』とは

「岩手県産の食材のみを使用したカレーライスが簡単には作れない現状を嘆いたフレーズです・・・」

現在岩手県産の野菜を使ってカレーライスを作ることは難しいのだとか・・・。
岩手県内でも人参やじゃがいもを生産する農家が減ってきたため、岩手県内のスーパーでもカレー商材を県産商材で集めることが難しいのだと。

『出来ない』を自分達で考えて『出来る』にしよう!!

これもまつのの考え方と一致しますね。

生産者が減る一方で、常に前向きに農業への取り組みを行う生産者の方もまだまだたくさんいることを改めて実感しました。

まつのはそんな前向きな生産者の方を応援し、共に『食』を考え、『農業』を考えていきます。


今後、岩手県産の様々な野菜が皆様の手元に届く日も遠くはないかもしれませんね。


まずは岩手県産カレーライス作りから!!!


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