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2010年 12月 3日 (金)

大田市場見学 11月第四週

by シニア野菜ソムリエmiwa

11月も終わりに近づき、約3週間ぶりの大田市場見学です。



朝7時過ぎ、既に競りが始まっていました。
真剣な表情で臨む人たち。
緊迫した雰囲気でこちらも身が引き締まりました。



ぼけしらず」というユニークなネーミングのネギを発見しました。

「ナガイモの褐色腐敗病の出ている畑にネギを3年つくると治る」
ということで十和田地方に導入されたネギだそうです。



今が旬のゴボウもスーパーに並ぶ前のものですから、
長さは1m近くもあります。(写真左)

右の写真は千葉の大浦村で200年以上も前から栽培されている
大浦ごぼうです。

太いのが特徴で「勝ごぼう」として地元では、
縁起物として食べられているそうですね。



こちらはオーストラリア産のアスパラガス
今の時期、国産のものは難しいので、輸入のものになりますが、
パッケージがオシャレです。

通常、2〜3本セットのラッピングで売られているものしか目にしないので、
輸入の際も、アスパラガスが立てて保存されているのを見て、
商品が大切に扱われているのがわかりました。



こちらは愛知県産のキャベツのダンボール。
産地よってダンボールにも個性があります。

今の時期のキャベツは愛知県産が主流で、関東では千葉県
後は、熊本県産のものが出てくる時期だそうです。



中卸コーナーも見学しました。

野菜や果物の値段も店舗によって様々ですが、
店舗によっては輸入フルーツが得意なところ、
ミニ大根やミニキャロット、姫蕪、わわ菜(ミニ白菜)など
ミニチュア野菜を中心に揃えているところなど、
それぞれ特徴がありました。

競りが行われる卸売りコーナーでは、
ダンボールの山で中の野菜があまり見られませんが、
中卸の店舗では商品を見て選ぶことができます。



じねんじょの箱は1mほどある細長いもの。

スーパーではカットされたものが売られていますが、
採れたてのじねんじょは85cm〜1m。
折れやすいので一つずつ梱包されます。



こちらは姫蕪
根の蕪部分は直径1cmほどの可愛らしいもの。
バーニャカウダやサラダなどで根と葉を両方楽しめそうですね。

1時間半ほどの見学でしたが、
次回も珍しい季節の野菜に出会えるのが楽しみです。


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