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2011年 2月 9日 (水)

コカレストラン有楽町店タイスキ試食会

by ジュニア野菜ソムリエMichiko

タイ料理専門店 コカレストラン有楽町店様にて,
タイスキ新メニューの試食会に参加致しました。



今回は、前回(昨年12月)の試食会後に
(株)まつのから提案した野菜を元に、
コカレストラン様が考案されたタイスキ新メニューの試食会でした。

まず、有楽町店シェフの渋澤様から新メニュー名が発表されました。

お野菜を食べて健康で美しくをコンセプトに、
その名も”美ベジ”

覚えやすくインパクトのある、
特に女性には興味津々の魅力的なネーミングだと思います。


そして、目の前にカラフルで美味しそうなお野菜のプレートが
二皿並べられました。





<使用されていた野菜>

写真上:黄美人参、紅芯大根、スティックブロッコリー、
ブラウンマッシュルーム、わわさい、フリルレタス


写真下:オニオンヌーボー、菜の花、茶えのき、
フリルレタス、プチトマト(黄色、オレンジ色)、小ネギ


当面は、内容の異なる美ベジセットAまたはB
という二種類のプレートを提供予定とのことでした。

また、生産者の顔が見える野菜の安定供給を強く希望されていました。
一消費者としてもフムフムと同感なのですが、
お野菜は生き物ですので実はこれが簡単なことではないのです。

しかーし、(株)まつのなら大丈夫!

産地報告はもちろん可能ですし、
セットのイメージを壊さないように、類似の野菜で代替えしたり、
例えば、天候不順で入荷が厳しいスティックブロッコリーを
かき菜に代替えたり、
プレートに赤みを加える工夫としては、
赤ネギや赤軸カイワレを使用したり、
見た目にも可愛らしいミニパプリカなどのお野菜を加えることなど、
臨機応変な対応ができるのです。

また、渋澤様は店舗入り口に
本物のお野菜のディスプレイもご検討のようでした。

切る前の野菜の姿は、私もとても興味があり、
実物を見せることで料理への関心や安心も生まれると思うのですが、
何といってもお野菜は鮮度が命
ディスプレイするとなると相当にこまめなメンテナンスが必要なようです。

そこで、
店舗内にお客様からも見える保冷できる空間を作ることが
一つの案として出されました。

その他、美ベジセットのお野菜に、
野菜の名前を書いたスティックなどを直接立てたりもお考えの様子。

見た目にも楽しいですし、
お客様に野菜の名前を知って頂くこともでき、
とても良いアイデアだと思いました。


さて、それでは、実際にお野菜達をお鍋に入れて頂くことに。。。



ここで、驚いたことが起こりました。
紅芯大根の赤色がみるみるスープの中に溶けだし、白い大根に変化!?



スープはほんのりピンク色に変わり、
このスープで頂くおじやもほんのりピンク色





ピンクのおじやなんてオシャレですね。
野菜の甘味を感じるとても美味しいおじやでした。

お客様には、色の変化も楽しんで頂けるように、
あらかじめ紅芯大根の色がスープに溶けだし白く変わることや、
お野菜の栄養がたっぷり溶けだしたスープまで味わって頂くことを
おススメするなどの説明を添えると良いですね。


その他の野菜についても、
サッとゆでるだけでシャキシャキした食感が楽しめる葉ものや、
オニオンヌーボーのように火を通して頂くことで美味しさが増すもの、
プチトマトは食べる時にやけどしないように注意が必要などなど・・・、

お鍋に入れるタイミングや食べる時のポイントなどが書かれたものが
添えてあると嬉しいと思います。



個人的な話になりますが、
実は、私が初めてタイスキを頂いたのは
4年ほど前にバンコクに旅行に行った時、
コカレストランバンコク本店でした。

偶然にも、今回このような形で
コカレストラン様のタイスキメニューの試食会に
参加させて頂きとても嬉しく思います。

そして、
鍋料理がとてもポピュラーで種類も豊富な日本だからこそ、
お客様の心をつかむ創意工夫が必要でもあり、
大きな可能性を秘めている
 ということを感じました。


また、先日、タイスキを今までに見たことがないという知人から、
ベジタリアンでも食べることができるのか
と問い合わせがありました。
このようなお野菜をメインにしたメニュー開発は、
お肉を食べることが出来ない人にも
様々な料理を楽しんで頂けるキッカケになるかもしれませんね。


デザートのココナッツアイスを頂きながら、
すっかりリラックスしてしまい・・・



ずいぶんと長居してしましました・・・。

美味しく楽しく勉強になる時間をありがとうございました。


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