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2011年 6月 13日 (月)

今週の輸入フルーツ情報

by ちゃーりー

【パイン】
デルモンテ・ゴールデンパインの入荷が少ない状態が続いています。


【グレープフルーツ】
そろそろ全規格フロリダ産から南アフリカ産に。
顕著な小玉傾向で、日本向けは当初予想1割減の300万箱へと下方修正。
ジュース原料価格の上昇や日本市場の需要不振、降雨による収穫遅れも加わり、
今後も減少する可能性が高いです。
収穫後に防カビ剤を使っていないノンケミ(通称)もルビー40玉だけ扱っています。


【メイヤーレモン】
カリフォルニアからリレーできませんでしたが、
NZ産メイヤーレモンが6/20からスタートします。


【チェリー】
カリフォルニアは6/4、5と豪雨に見舞われ、恐れていた実割れ・潤みが大量発生。
シーズン終了まで天候が不安定なまま、不良品の混入が避けられず、
低調入荷で相場も上昇気味です。
なお、ワシントン産は6月第4週スタート予定。
こちらも生育期が低温で、例年より2週間遅れです。
レーニアは7/20ごろです。


【ライチ】
妃子笑(緑皮)・白糖衣(赤皮)とも船便に替わり、数量がまとまってきました。
透明感のあるみずみずしい果肉、上品な甘さは、
梅雨のじめじめ気分を吹き飛ばしてくれます。

【アボカド】
メキシコ産は不足感が払拭できず、
7月になると原価が3ドル上昇することになっており、卸値も上げざるを得ません。
新物が出てくる7月中旬まで高値で張り付く見通しです。

【キウイ】
ゼスプリ社が品種改良で、甘みの強い新品種を打ち出していますが、
スウィート・グリーンは繊維質とえぐい後味、
サン・ゴールドはくどい甘みが気になり、当面は扱いを見合わせることにしました。


【メキシコ産マンゴ】
ケント種がようやくナヤリット州、
月末にはシロワナ州へと主力産地に切り替わってきます。
ただ、両産地とも生育期が低温だったため、
7月まで青めのものが多いという情報もあります。
無理して収穫したフルーツは追熟不全になる恐れがあるので、
品質を見極めながらお届けしていきます。

【ブルーベリー】
カリフォルニア産は終盤で、続くオレゴン産に向けて価格は上昇していきます。


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