<< 前のページへ 2011年10月の記事
2011年 10月 1日 (土)

フルーツ試食会♪♪

by 野菜ソムリエKAORU

先日、ベジフルサポーターのみなさんと
楽しい勉強会をしたことは、
ブログでもご紹介しましたが…
http://ameblo.jp/yasaisomurie-kaoru/entry-11024290711.html

実はトマトの食べ比べだけではなく、
珍しいフルーツの試食も行われました

☆べジフルサポーターについてはこちら↓
http://www.vegefru.net/



まるで高級果物店のように、
上質で貴重な種類のもの等たくさん並び、
フルーツ好きの私たちは大喜び

トマトと同様、フルーツもすべて、
「まつの」さんが勉強会のために、
ご用意してくれたものです
http://www.matuno.co.jp/
感激〜

多すぎてすべて掲載しきれませんが
その一部をご紹介しま〜す



まず手前が…
西洋梨『レッドバートレット』

そして左時計まわりに…
皮がグリーンの『キーツマンゴー』

女性の美の味方『ザクロ』

紫色で楕円形の『あけび』

龍のように迫力ある見た目が特徴の
『ドラゴンフルーツ』



『レッドバートレット』は、
甘みのなかにほどよい酸味がある品種

爽やかな風味と香りが楽しめて、
個人的には大好き

果肉は緻密で、
滑らか&しっとりした舌触りが特徴です



『キーツマンゴー』は皮が緑で珍しい色ですが、
なかの果肉はマンゴーそのもの

アップルマンゴーと同じように、
鮮やかなオレンジイエローなんです

キーツは栽培が難しいことなどから、
作っている方も少ないため、
とても希少で高級なマンゴー

とにかくお味は最高です

アップルマンゴーの1.5〜2倍の大きさで、
食べごたえ、満足感も十分

繊維が全く気にならない滑らかな果肉は
口に入れるとトロリととろけるほど

酸味がなくて甘さが濃厚な
スペシャルなマンゴーですよ



『あけび』は古くから日本で親しまれていた果物で、
その熟した実は、
秋の風物詩でもありました

現在は主に山形県で栽培され、
贈答用などで出荷されています

地域によっては、
秋のお彼岸のお供え物としても欠かせない果実。



完熟すると紫の皮がわれて、
なかに半透明のゼリー果肉が

しかし割れてしまうと流通できず、
商品価値がなくなってしまうため、
購入したものはナイフで切って開きます

黒い種のまわりについている
ゼリー部分を頂きます

酸味はまったくなく、
まったりした甘さ〜

なかみだけではなく、
まわりの皮もお料理に利用できるので、
捨ててはいけませんよ

肉詰めなどにして煮たり、揚げたり、
チーズをかけてオーブン焼きに、
また細切りにして炒めても〜

天ぷらやフライにもむいています

あけびが手に入ったら、
是非「皮料理」も楽しんでみて下さいね



さて、他にもいろいろなフルーツが

こちらは『ベビーキウイ』

親指の爪くらいの大きさで、
とてもかわいいミニサイズ

皮ごとそのままパクッと食べられます

小さいけれど味はキウイそのもの
甘味も酸味もしっかり

お弁当やスイーツのトッピングに
おすすめのミニフルーツです



こちらは和梨『かおり』

千葉県白井市は梨の産地で知られていますが、
その白井の梨のなかでも高級で希少な品種

大きさや重さは一般的な梨の2倍以上あり、
まずその見た目にビックリ



お味も見た目のインパクトに負けず◎
ジューシーで甘みがたっぷり

後味は爽やかでさっぱりしていて、
べたつく感じもありません

見た目や味のよさに加えて、
香りがよいことも人気のポイント

ただし、出回る数量が少ない品種なので、
デパートや高級フルーツ店などで、
少し扱われるだけなのです

そのためかなりお値段も高めですが、
機会があったら食べてみて下さい



秋といえば梨と同様にぶどうも旬

ぶどうは世界でも最も生産量が多い果物で、
その品種数も一番多いといわれています

ワインなど加工用が
かなりありますからね〜

新しい品種も続々と登場するなかで、
比較的新しく、とにかくおすすめなのが
『ナガノパープル』

私の故郷・信州の逸品で、
長野限定栽培で、
種なし&皮ごと食べられる
話題の人気品種

巨峰を親にもつので、糖度が高く、
しっかり濃厚な甘さが楽しめます

みなさんも旬の時期に
是非購入してみてね


野菜と同じく、果物も本当に魅力いっぱい

個性的な特徴をもつ品種がたくさんあり、
その裏には様々なストーリーを秘めています

家庭でも飲食店においても、
素晴らしい食材を味わうことができる現代・・・。
旬をおって食を楽しめる環境がととのっているなんて、
本当に恵まれていますよね

食材を通して、日本の風土や気候も
知ることができ、
季節のめぐりに気付かされます。

旬の野菜・果物から、
いつもたくさんの学びを得ている私

これからも、感謝をしながら美味しく頂きます



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