<< 前のページへ 2011年12月の記事
2011年 12月 1日 (木)

アグロイノベーション2011

by archives

アグロ・イノベーション2011に行ってまいりました!!





アグロ・イノベーションとは、
圃場(ほじょう)で使う野菜を育てるための機械から、
青果物を収穫した後の加工を行う機械、
サービスまでを一堂に集めて情報発信をすることで、
青果に携わるすべての人の事業を支援する展示会です。
(食覧会.comを引用)
アグロ・イノベーションURL・http://www.jma.or.jp/ai/ja/index.html


隣のイベントスペースでは、
アグリビジネス創設フェアも開催しており、
全国の農業関係者が足を運んでいました。


アグリビジネス創設フェアは、
全国の179 の産学官の関係機関から、
最新の研究成果の紹介が行われます。
また、東日本大震災からの復旧・復興に向けた、
産学官の農林水産・食品産業分野の技術の貢献について、
集中展示を企画しています。
(農林水産省HPを引用)
アグリビジネス創出フェアURL・http://agribiz-fair.jp/




アグロ・イノベーションは、
11月30日〜12月2日の三日間、開催されました。
まつのは今年から初開催の逆商談会に参加させて頂きました。


私は、学生の頃から個人的に足を運んでおり、実は今年で三回目!!
いつも勉強のための個人的な見学でしたが、
今年は青果物流通に携わる一員としての参加ということで
ドキドキワクワクでした。


いつもこのイベントに参加すると
驚かされることばかりです



例えば、クリスマスを意識した色鮮やかな展示!




昨年よりグレードアップした企業もいくつかありました。
ITを駆使した農業生産管理システムは、
大注目されていました。



日本の田んぼや畑はいろいろな場所に配置されており、
管理が大変!!
あっちへいったりこっちへいったり時間がかかってしまう管理を
ネットで一括で管理することによって、時間が短縮されます。


また、J-GAP(農場管理方法の一つ)では、
安心安全がGAPにより保証された福島の作物を
ぐるなびと提携し福島出身のシェフやオーナーに提供しているそうです。
福島出身の私は、感激!!
大切に愛情を込めた野菜やお米は、安心して美味しい!って食べて貰いたいですよね。
JGAPのURL・http://jgap.jp/

そしてなんと言っても展示の大半を占めていた
植物工場が、
物凄い勢いで増えているようです。

下の写真はドライフォグ栽培



ドライフォグ栽培とは、
水耕栽培ではなく
根が空中にある栽培方式であり、
液肥を煙のようなドライフォグにして、
栽培装置の根部に白濁充満させることで、
根毛の発達を著しく促進させるとともに、
無駄なく液肥を吸収させる画期的な栽培システムです。

実は、まつので扱っている一部の
トマト裁培がこのシステムを利用しています。
水や肥料に敏感なトマトには相性の良いのシステムですね!!






植物工場と呼ばれるIT化された生産方法は、
三年前に行った時から展示はされていましたが、
明らかに進化しています。

特にLEDの進化は凄まじいものです。



LED(発光ダイオード)は、
クリスマスのイルミネーションに使われていたり、
電気消費量が少ないので
エコな照明として認知されていると思います。

LEDを光源とした作物栽培に着目し、
光の波長による作物の生育や品質の違いに焦点をあてて
研究を続けています。

植物の生育促進に適した光は、主に2種類。
赤色の光は、光合成を促す効果。
青色の光は茎を太く、実を大きく葉を厚く
といったように植物を大きく形作り成長させる光形態形成の効果があります。

土耕・水耕などそれぞれメリットもデメリットもありますが、
これからの進化が楽しみです

TPPが決議されたら、
また日本の農業の進むべき道も変わっていくかと思います。
衰退する農業ではなく、
進化し続ける農業であってほしいですね。

まつのも進化し続けます!!!!

アグロイノベーションもFOODEXの様に、
沢山の生産者があつまるようなイベントになれば嬉しいです!
意欲と情熱のある生産者の方々と是非お話させて頂きたいですね。


また来年も楽しみです!!



by ぁぉぃ


<< 前のページへ









RSS