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2012年 6月 17日 (日)

産地視察〜No.3【小川グリーン研究会】

by ジュニア野菜ソムリエERI

引き続き、産地視察の報告をさせていただきます♪

今回、初めて長野県川上村にある
「まつの川上集荷センター」に行くことができました!



平成13年に稼働し始めてから、
今年で11年目を迎えるこちらの施設は、
大型の真空予冷機と予冷庫を備えています。


「真空予冷機」

収穫後の鮮度を保つために取り入れている「真空予冷」システム。
コンテナに並べたレタスをそのままこの真空予冷庫に入れ、
約25分でレタスの芯の温度を3.8℃まで下げます。
そうすることでレタスの水分蒸発を防ぎ、
鮮度を保ったまま出荷することができるのです!



「予冷庫」
真空予冷されたレタスはこちらの予冷庫へ運ばれます。
予冷庫の入り口は大きく、内部もとっても広くなっています。


そして、予冷庫の天井にはこのようなブラストファンがあり、
冷気をしっかりと循環させることで、
庫内のすみからすみませ温度を一定にしています。



ちなみに、こちらは生産者名が記載されたネームカード



モスバーガー(http://www.mos.co.jp/
に行かれたことがある方はご存知だと思いますが、
店頭のボードに食材の生産者名が記載されていますよね?

(株)まつのは(株)モスフードサービス様と
お取引きをさせていただいているので、
出荷の際はこのような生産者カードを
各コンテナに必ず付けているのです。


それから、小川グリーン研究会の古原和哉代表にご案内いただき、
レタスの圃場を見学させていただきました♪



同会では、長野県川上村内、標高1250〜1550mの場所で、
レタスの栽培に取り組んでいます。


今年の3月中旬に種を播き、
4月半ばに定植したレタスが収穫を迎えていました。



低温により全般的に野菜の生育が遅れていると言われる現在、
シンテックス(不織布)をかけたことで
レタスは順調に生長したそうですが、
それでも予定より数日遅れて今月9日から出荷が始まりました。




形が整っていて色鮮やかなレタスは
見るからにシャキッとしていてみずみずしい♪



試食をさせていただいたら、苦味がなく、とても甘くてビックリ!
糖度が3.5〜4度もあるそうです。


この朝採りの新鮮なレタスは、
モスバーガーのハンバーガーに使われるのはもちろん、
山梨県にあるスーパー「アマノパークス」竜王店と岡島店にも並びます。



「お客様から信用があるアマノパークスさんだからこそ、
見た目も味も良いものを出荷しなければならない
という緊張感がある。
でも、その緊張感は農業には必要だと思う」


以前お会いした時、アマノパークスへの出荷について
このように語ってくださった古原さん。

これから100日間、まつの川上集荷センターは休まず稼働し、
今日も朝10時の開店に間に合うようにアマノパークスへ届けられます。
小川グリーン研究会の方々も出荷で忙しい日々が続くことでしょう。

そんな生産者の想いが込もった甘みたっぷりのレタスを食べて
その美味しさを再確認していただけたら嬉しいです♪





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