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2012年 7月 24日 (火)

みいを襲った集中豪雨

by admin

先日九州地方を襲った
かつて無い集中豪雨(死者24名)により



福岡県のみいの農産物も甚大な被害を受けました。


みいでは重量野菜から促成小物まで
多品目71品目を生産する大産地であり
まつのでは
冬場のサニーレタス、グリーンリーフなど
また、周年を通じてこねぎやラディッシュなどを供給いただいています。



北野地区では一番ひどかった14日には多くのハウスが水没
こねぎやラディッシュ、小松菜、水菜など多くの作物がダメになってしまいました。



このハウスの骨組みが汚れている部分(泥)まで
水が押し寄せてきました。




この小松菜ハウスではまだ
苗が小さかったため全滅してしまいました。




かろうじて生き残った物も
泥水に埋もれた後が生々しく残っています。




水が引いた後のひび割れた土壌は



汚泥の除去や施肥
土の鋤き起こしをしなければ新たに植えつける事はできません。

ようやく土が乾き、農業機械が入れる状態になりました。


こねぎ部会の楢原副部会長もショックの色を隠しきれずに
ガックリと方を落としていました。




全滅してしまったルッコラ(ロケット)



こちらのにらは一度全て刈り取って
新しい葉が出るのを待ちます。



水菜





下の画像は災害当日に
生産者の手によって撮影されたものです


水没してしまったハウス群










水が引いた後にはこねぎの無残な姿がありました。




ラディッシュのハウスも水没してしまいました。
植えなおしてから22〜23日間は出荷が止まってしまいます。





私達には想像もつかないくらい大変な状況でしたが
最後には楢原さんも

「くよくよしても仕方がない!また一生懸命頑張って作るよ!」

と笑顔を見せてくれました。




異常気象、異常気象と言われている昨今
誰も自然には逆らえませんが
災害にもめげずに良い野菜を作り続けていただける
生産者の皆様に感謝すると同時に
その想い、情熱の結晶を
真心込めて大切に流通していきたいと思いました。





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