<< 前のページへ 2012年8月の記事 次のページへ >>
2012年 8月 19日 (日)

きゅうりの品質が良くない

by カスタマーサービス

お客様より、
きゅうりのの品質が、生食でお客様へ食べていただける状態ではない 
とのご連絡を現物の写真とともに頂きました。



ご使用いただくことのできない商品をお届けしてしまい、誠に申し訳ございません。

このような形になってしまうと、中がスカスカで食べても美味しくないため
本来品質不良の出荷不可商品として取り扱っております。

しかし、今回ケースでの出荷の際、
箱の端部分で隠れている部分の確認をせず出荷をしたため、
店舗様へご使用いただけない商品を納品するに至りました。



この症状は、「フケ果」と呼ばれ、
産地の出荷段階では正常な果実が、流通中に先端部が肥大する生理現象です。
しっかりとした原因は不明ですが、
収穫時の気温が高いほど発生が多くなり、
水分が少ない(干ばつ)状況で生育すると発生しやすいと言われています。

果実の呼吸により種子の追熟が進展し、果実先端(花落ち付近)が肥大、
それ以外の部分は、高温・乾燥による蒸散や呼吸によって水分が失われ
しなびた状態になります。

特に今年は東北産地を中心に干ばつ傾向のため、
この生理現象が発生しやすい状況となっております。


今後このような商品をお届けすることの無い様、

・入荷時の品質確認
・仕分け作業時の品質確認


を徹底実施するとともに、

・仕入先・産地への連絡と改善依頼

も併せて行ってまいります。


商品の品質不良につきまして、弊社での品質確認だけでなく、
産地から店舗様へお届けするまでのどの時点に原因があるかを確認調査
し、再発防止と品質向上に努めてまいります。


<< 前のページへ 次のページへ >>









RSS