<< 前のページへ 2013年2月の記事
2013年 2月 1日 (金)

まつの情報0201

by 商品部

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     ま つ の 情報  −2013.02.01−
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■ 1.ニュース ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
▲寒さで生育遅れ
気象庁のデータでも軒並み各産地、例年の平均気温を下回る寒い日が続いております。 未だレタス類、産地の出荷が伸び悩んでおり、加えて、キャベツや白菜、大根などの大型野菜なども少なくなってきております。今しばらくご不便をお掛けいたしますが、何卒ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。

■ 2.旬野菜情報 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

2月3日は節分です。
節分と言えば、豆まき
と、いうことで、今回はお豆をいろいろご紹介。 

●ソラマメ


名前の由来は、さやが空に向かって生ることから。
また、形が蚕に似ているからということで、『蚕豆』という当て字もあります。
12月頃から出荷が始まり、産地は鹿児島から徐々に北上していきますが、本来は初夏 の味。4月下旬〜6月頃が旬の野菜です。
ビタミン群、タンパク質が豊富で、薄皮の部分には食物繊維もたっぷり。
ソラマメのグリーンとトマトの赤でカラフルなパスタはいかがでしょうか。


また、ソラマメの仲間のファーべ
イタリアでは春の風物詩でもあるこの「ファーベ」日本では作っている人が非常に少ないソラマメです。豆が小さくさやが細長いのが特徴。


イタリアでは、ペコリーノという羊乳でできた塩気の濃いチーズと一緒に食べるのだそう。小ぶりですがもちろん普通のソラマメのように茹でても美味しいので時間が経 ってしまった場合は火を通して召しあがって下さい。出回る時期はとっても短く1カ月ほど4月下旬〜5月一杯の入荷予定です。

●スナックエンドウ
肉厚のさやはゆでるとパリッと歯ごたえよく、また、ジュワッと甘くジューシーな味わいが、この時期のお弁当には大活躍のスナックエンドウ。サラダの彩などでもよく使われます。愛知や鹿児島、福島などの産地が有名です。
国産は12月〜5月下旬頃まで
輸入品も多く入っており、産地は中国やベトナムなど。尚、輸入品は通年あります。

●絹さや
生産量は鹿児島が1位、ついで和歌山県で栽培が盛んな絹さや。
黄緑色の色合いと、しゃきっとした歯ざわりがアクセントになるため、飾りとして良く使用されます。近年では新しい品種として、スジをとる必要が無い「スジナイン」という品種が出されており、下ごしらえに画期的な革新をもたらす見込み。味も良く脇役としてだけではなく、幅広いメニューへの利用が期待できます。


スジナインの詳しい情報はこちら↓
http://www.matuno.co.jp/blog/blog.cgi?n=1413

●砂糖さや

絹さやを品種改良して、豆も美味しく食べられるようにしたもの。さやはやや厚めで
シャキっとした歯ごたえ、サヤの下にはぷっくらしたが入っており、サヤ、豆共に食べられます。糖度が高いことから砂糖さやと名付けられたようです。
1月〜5月中ごろまでの商品です。

●いんげん


そういえば、いんげん豆って小学生の理科の実験で、栽培したな...なんて思い出思い出したり。っと、脱線しましたが、胡麻和え、てんぷら、炒め物、と色々な所で登場するいんげん。日本全国リレーして一年中出荷があります。
6月頃になると、静岡産の縞いんげんも入荷します。
細身で、とっても柔らか。ゆでると縞は消えてしまいますが、上品な味です。



●モロッコインゲン平べったい形のいんげん。トマトと一緒に煮込みにしたり、てんぷらや、炒め物、サラダや付け合せと、こちらもいんげん同様万能に使えます。


●マーメラス


またの名をインゲンエンドウと言います。静岡の、古橋利一郎さんという豆作りの名人の方が唯一作っている豆で、さやごと食べられます。一見するとインゲンの様な、しかし豆が大きく、さやはスナックエンドウの様な...不思議な豆です
さっとゆでると鮮やかな緑色になり、さやの甘味に、しっかりした豆の味があって美味しい豆です。1月から5月中旬頃までの商品です。

●グリンピース
えんどう豆の若いもので、鹿児島や福岡などの九州地方で栽培が盛んです。


サラダや、スープ、かき揚げに入れても彩りよく美味しいです。
定番は、グリンピースの豆ご飯でしょうか。さやをむく処理がちょっと大変ですが淡いグリー ンの色と、独特の豆の香りは食卓に春の訪れを告げてくれます。



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